2010年1月25日月曜日

餃子まる焼き-食育??

昨日の一人の夕飯。肉食叔父の誕生日に無念にも参加できずの体調不良の仔犬でございました。
がしかーし。餃子だよ。餃子。
たれは作りおきしてある三杯酢を使いました。意外とあいます。
さて、母犬と電話で話していたのですが、デトックス茶を容量以上飲んで、お腹が痛くなっちゃったとのこと。
身体にいいといわれているもの、そして今日食べた餃子だって食べ過ぎれば毒にもなるものです。
色々健康本を読んだりとか、炭水化物ぬきダイエットとかバナナダイエットとか見聞きしてためしにやってみますが(そして続かない)、仔犬の基本健康法はリスク分散食べです。
バランス食べと言えばいいのかもしれませんが、感覚はどちらかというとリスク分散かなあ。

餃子は大好きですが、毎日は食べない。豚肉も毎日続けて食べない、ビタミン剤などは飲まない(毎日飲まないといけないように書いてあるので)、身体にいいといわれているものだって毎日は食べない、

そういう感じです。

今流行りの食育ての、言葉は定着し、ビジネスとしては成功の部類でしょうが、
あれってお金かけて資格とることなのかなあ、と。
いや、資格をとることはよしとしますが、そこにお金をだして自分の子供の食事スタイルの教育をさせるというコンセプトがわからないと私は思います。

毎日のことなのだから、他人にお願いして教育してもらって、その学は成るのかは
とても疑問。

デトックス茶でしくじった母犬も私の幼少時代は、
かなり食の安全には気を使っていたように記憶しています。
弁当にかわいらしい飾り(赤いさくらんぼとか)や着色料がない理由を説明しても分かる年ではなかったので、今でも他の子のピンクのハムとか、桜でんぶとか、そういうの、残像でちらほら。
そのピンクな色に憧れはありつつも、食べたいと思わないように、30数年のときをかけ私はできあがりました。

幼稚園児だった仔犬のお弁当に、「みんなと違うとかわいそう」というへたな仏心をださずに
無着色の4本足のタコさんウィンナー(開脚せずに直立のタコ)をいれてくれたことに
今は感謝しています。

子供の味覚と食習慣は、
ぐれる時期(買い食いにあけくれる時期)をこえて
大人になって子供のころのそれに帰る

それはたくさんの大人にごはんを作っていたときに強く実感したことですね。
大の大人の嗜好は全部子供の頃の食生活から成り立っている、
言葉をかえれば、自分達で選んできた嗜好ではないということです。
途中でなんらかの食生活スタイルを変えた人でも、基本的な塩感覚や、甘みに対する好みは
やはり子供の頃に培われたそれです。

だから、他人にさせる教育ではないと、個人的には思うわけです。
これは大きな責任逃れではないかと。
食べ物は薬であると同時に毒にもなり、
過ぎたるはおよばざるがごとしにもなる、
それを教えることを他人任せにするのは、お勧めはできないかなあ。
結構責任重い仕事です。食事作り。

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4 件のコメント:

ユキコフ さんのコメント...

最終的に子供の頃に返る、とはとても興味深いお話ですね!
だからおふくろの味って言葉があるんだなぁと。
子供に何を食べさせるかは
本当にきちんと考えないといけませんね。

私は小さい頃に家にあった添加物についての本を何気なく読んで驚愕して以来、ピンク色のハム等を食べなくなって今に至ります。
前に仔犬さんもおっしゃっていましたが、全部の添加物を排除することは不可能に近いので
これとこれとこれだけはやめとこう、みたいな基準(というか味覚)が大人になる前に出来たのは良かったかなと思っています。
仔犬さんのお母様と違ってうちの両親はあまり気にしている風ではなかったですが^^;

今日びはキャラ弁なんてのが流行っていて
いきすぎなほどカラフルなお弁当が求められているのでお母さん達はますます大変ですね!

追伸:同居人も真っ赤なサラミ・ピンクのベーコン大好きなので今苦労しています(苦笑)

考えさせられる所が多く、またまた長文ごめんなさい!!

koinusyokudo さんのコメント...

男性陣は添加物などどこふく風というタイプが多いですよね。
我家もほうっておくと
まっピンクのハムが300gほどパックされたものが買い物カゴに入っていてびびります。

ここシンガポールは外食天国で、
ある、化学関係の人からきいたのですが、
最後の化学調味料天国のひとつといわれているらしいです。
たんなる着色料ぐらいだったらまだたまにだったらゆるせますが、
それこそユキコフさんが本でみて衝撃をうけた内容がここではみなあまりぎゃーぎゃーいわず受け入れられている感じです。

そうそう、すずめがおどりを忘れないように、人間は子供の頃の味覚のレールをずっと走っていくものです。

肉食はもう中年なので、いまさらの方向転換は無理なのはわかっていますが、
渋い顔されても、2回に1回はハム返品!

追伸:タバコどうですか?我家はゆるやかにヘビーに戻っている模様。
本人はうまくやっていると思っているようですが、私は臭いでだいたいの喫煙本数がわかるのですよ。。あやつめー!!

ユキコフ さんのコメント...

買い物のくだり、同じすぎて笑ってしまいました!
気付くとハムとポテチとインスタントラーメンと2Lのジュースでカゴがいっぱいになります。
たまに一緒に買いにいくと「我慢させてるのかな…」と切なくなります。ハム返品もよくやります(笑)

最後の化学調味料天国、ですか。
そういう風潮だとなかなかNOを言うのは難しいかもしれませんね。
「これが普通でやってきたのに、なんで?」と…
おっと、それは私の同居人のセリフでした!

嗜好の問題とも言えるので他人に強制はしないようにしてきましたが、この先家族になるであろう人だと話は別ですよね(タバコもしかり)。

でも肉食さんの場合は仔犬さんの野菜たっぷりのおいしい手料理を毎日食べていたら嗜好も変わりそう!

むむ…戻ってきてしまっていますか。やはりそう簡単にはいきませんね。
こちらは相変わらず食後と寝る前は吸っていいます。キッチンの換気扇下でも私が不在のときは吸っていたようなので(食べ物のあるところなんてありえない!)、
灰皿をピカピカに洗って返品したらそれはなくなりました。
喫煙本数がわかる嗅覚、私もぜひ身につけたいものです。

食べたとたんにタバコがまずくなるお料理とか、ないですかね(笑)

koinusyokudo さんのコメント...

日本は魅力的なジャンクがいっぱいありますもんねー。
日本でスーパーにいくと、商品のほうから私にアピールしてくる感じがしますよ。
シンガポールだと、こっちが目をさらにして探す感じ。

おたがいハムへの牽制球は投げ続けましょう。

ところで、灰皿洗って返品はいいですねえ。
私だったら「みてみて」と注意を促し、
窓をあけてぽーんッだろうなあと
思います。

私もなにか新しい手を考えないとなあと思っています。半なきも、どやしも、お願いも、甘えも聞かなくなってきています。
ちきしょー。。。(おっと失礼)