2014年1月30日木曜日

揚げ肉団子黒酢あんかけ弁当


明日は春節。 今日は大晦日。
つまり全てのビジネスが停滞するそんな日。

昨晩遅くに食器洗浄機がこわれてしまいました。
よりによってこんなときに、です。
手で洗え!この怠け者!と いうお叱りをうけそうですが、
仕事で料理をする身にはこれは激痛。

ところで、今家で修理の必要なところ ;

くるみ材の床(これはもう3年くらいむきだしの部分がある)
天井の水もれ(これはクリスマス前から)
台所の水場の蛇口のシャワーヘッド
風呂場のガラスドア
そして追い討ちをかけるように 今度は食器洗浄機。

肉食はやるやる詐欺というものがあれば、
グループリーダーになれる風格をもちあわせた、
平和主義者。(悪くいえば、ことなかれ主義者)

君、僕が全てやってあげる(この、あげる、がポイント)から リラックスしていて といって、
静観しているうちにこんなことに。。

強く言っても、優しくお願いしても、結果同じなんだよ。
とまるで私が悪者ですが、 ワタクシののっけから語気荒いわけではないんです。
少しでも物事がすすんでいれば、ふむふむ、これで終わり。

ここ、シンガポールは、 優先順位は来た順じゃないんですね。
らちがあかなかったら、待っていたら2年も3年もかかるわけで。。
優先順位は実入りの大きさ(新規顧客が先)、
あとはアップデートを頻繁に要求する客が先、なんです。

さすがに13年もいると、自分の基準で相手を責めるような愚行にはでませんが、
(最も愚かなアプローチは「日本ではお客は神だぞ!」と意味不明の怒りを示す、とか
個人の人格否定とか、こりゃやっちゃだめよ。)
相手にあわせて自分もかわらねば、たちゆかないことがあるのです。

相手が自分のためになにかしてくれるとおもったら駄目なんですね。
これが、日本からきた私には適応するのがとても大変だったところです。

今ではいっぱしのシンガポーリアン。一ヶ月も無言で待ち続けた私、えらいゾ!
大晦日にもかかわらず、さっそくメール、電話、オフィスにいくとこなし
5個の問題の2個は解決の目処をつけました。残り3個はもう休業にはいっています。

じゃあ自分でやれよ てそうなんですよね。 んだんだ。
人には適正というものがあって、
やっぱり肉食は優しくあって、がむしゃらになにかを勝ち取るということが できないタイプなのですね。

つまりそこがすきなところであり、そしていらっとさせられるところでも あるという。
人間って、本当に見る方向によって感じ方がこうもちがうものなのですね。

上にかきつらねた物事の進まなさの明るい面といえば、
こちらの人はきちんきちんとしていなくても、誰も私を責めないというところですね。
よくもわるくもおおらか。

来年からは よい部分をみるようにがんばろうと思います。

お弁当のおかずはこんにゃくの煮付け、小松菜のおひたし。 大好物の肉団子を食べてちょっと落ち着きました。

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2014年1月29日水曜日

味噌焼き豆腐バーグ弁当

昨日街にでたら、案の定中華正月の熱気は最高潮をむかえつつありました。
あさってもう正月だもんね
と肉食にいったら 君、しあさってだよ といわれ、一日得した気分。
本当は今日は写真をとったりお菓子をやいたりしなきゃと かなりあせっていたのですが、
お弁当をつくって満足してもう日がくれてきています。
さて、こちらの豆腐で豆干(タオクァン)といわれる木綿豆腐のさらに水分をなくしたようなものがありまして、それを豚の挽肉、おろし玉ねぎ、卵、パン粉、隠元、生姜の摩り下ろしなどをいれて焼きまして、甘く味つけした味噌と青、赤チリをいれて照りつけました。

それから、添え物はパプリカのおかか炒めとひじきと隠元の胡麻だれあえ。
とかいて気が付きましたが、隠元がかぶっていますね。
不覚。

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2014年1月28日火曜日

Popiah で新年


シンガポールの中華系の人達にとっての本当のお正月は旧暦に従うので、毎年変わるのですが、今年は1月31日が元旦。
つまり明日が大晦日になり、市場もスーパーもアメ横状態になるので、
私は今日のうちに冬眠の準備をしようと思います。

さて、昨日はクリスマスの話でしたが、
今日は1月1日の食事。
これもローカルフードで攻めるときめていたので、
ノニャ(ペラナカン)風のポピアという具をクレープのようなもので包
む料理にしました。

これもShermay's cooking school で習ったもの。
普通のホーカー(フードコート)では、米のクレープでまいたものが売っていますが、
私はならった卵のクレープを作りました。緑の葉っぱはパンダンリーフといって、
これもローカルフードにはかかせない香り付けにつかわれるものです。


それで 具はというと
ゆで卵、ゆでたもやし、レタス、コリアンダー、ゆでた海老、金華ハム(甘いサラミ)、摩り下ろし大蒜、チリペースト、あとはスイートソース(水あめのような茶色い液体)、中華かぶとぶたにくと海老をいためて味噌で味付けしたもの。とにかくなんでもあり。
私の好みでいうとはずせないのはコリアンダー、かぶのいためもの、チリペースト、スイートソースでしょうか。
正月からクレープ作りに汗だくで、本気をだしてしまいました。
今年もこの調子でいきたいと思います。
友人も数名参加しました。

でも、縁起かつぎにお雑煮もつくってみました。

あとおせちも、大晦日に母から届いたたより(て、北国の春??)のなかにあった数の子を無理やり塩出しし、 苦しいながら体裁をととのえ(てない?)、
 

なんと21日にひとり鏡開き。

義妹夫婦はこの正月前にお友達とオールではしゃぎ、
当日は二日酔いの睡眠不足で参加、
そのあとに義妹と私と肉食で(義弟はドロップアウト)、肉食母のうちで、カレーを食べ、
そのあと義妹達はタイにいったのですが、
体調が回復するどころか、元気をなくしてまたシンガポール入り。
先日オーストラリアへ帰って行きました。

やっぱり自分の家で3週間だらだらするのと、
人の家ですごすのって違いますよね。
疲れちゃったのかな?

毎年言っているような気がしますが、
年末年始は今年こそ どこかへいっちゃいたい!
と思いますが、
おせちつくらないで罪悪感感じちゃうのかな?

ランキング参加中↓街、混んでるかなー。行きたくないなあ。

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2014年1月27日月曜日

Nasi Lemak クリスマスイブの夕食




今更年末の話ですが、スポ根まっさおの私の努力、ご覧ください。去年書いたものです。

こちらシンガポールでは雨季の真っ只中、半そででも汗をかかない程度の
暑さですんでいます。
諸般の事情から(?)義妹夫婦が年末年始に我が家に滞在することになり、
にぎやかながら、微妙にだらだらできない日々を送っています。
はよ、2014になれ~!

さて、2年ぶりに戻ってきた彼女の為にというか、
多分肉食家にはハムとかローストビーフとかよりもうけるであろうという
(自らいいますが)けなげな心遣いから
今年はナシ(米)レマ(ココナツミルク)の夕飯としました。

いつもお世話になっている学校のオーナーの主催するクラスに出席し、
闇練をありえないぐらい忙しいクリスマスクラスの合間をぬってなんとかこなし、
迎えた当日。
さて、全く日本の方にはなじみの無い料理だと思いますので、
できるだけくわしくご説明させていただこうと思います。

日本の御節にある祝肴三種(ごまめ、かずのこ、くろまめ、らしいです。ご存知でしたか?私にとってはきんとん、秋刀魚の押寿司、雑煮、てこれは好みの問題)のように
これはないとね、というものを聞きまわったところ
当然ながら
おいしいココナツミルクで調理した米飯
そして
サンバル(チリペースト)
イカンビリス(煮干とピーナッツを唐辛子粉などで調味したもの)
が、まずそれであるらしく、
その他には
チキンウィングの揚げたもの
オタ(魚のすり身をココナツミルクなどとまぜて葉っぱに包み炭焼きにしたもの)
固ゆで卵
胡瓜
ランチョンミート(肉食談。えー???スパム??断固反対!)
などがありまして、
外で食べるときは、自分で好きな具を選択して食べるのです。
が、
肉食の不健康嗜好のもとに組み立てられたナシレマを本物と思い込んでいたワタクシ、
正直いって、苦手だったんです。

それがですよ、
やはり、未知の味はその道についての記憶が血の中に流れている人に習うと
全く違うものなのですね。
外食産業にいたものの発言としては問題ありでしょうが、
やっぱり家庭で作られるご飯っておいしいのですねえ。
この料理はシャーメイ女史のクラスを真剣にうけて、
再現しました。


シンガポールは大きく4つの民族でなりたっていて、一番多いのが中華系、つぎにマレー系、インド系そしてユーラシアン(ヨーロッパの流れをくむ人たち)とあり、それぞれ独特の食文化があるのですが、
私の習ったこのナシレマはノニャスタイルといって、
私の思い込みかもしれませんが
ノニャとはマレーシアやインドネシアのローカルと中華系のミックスから生まれた女性(男性はババと呼ばれるらしい)達で、食文化も端的に言えば、フュージョン。
特徴的な食材といえば、チリ、小玉ねぎ、レモングラス、ブルージンジャー、タマリンド(さわやかな酸味のある豆科の植物。通常ペーストでうられている)、ブラチャン(醗酵させた海老。日本で言えば納豆的な存在。)道具は石でできたすりばちとすりこぎ。
タイ料理が好きだったら、ノニャ料理も間違いなく好きになると思います。
ココナッツミルクで炊いたお米。炊飯器?使わない使わない。蒸し器でじくじく加熱。
ピーナッツと煮干をからりとあげて、チリなどで調味したもの。ビールとあうあう。
鯖の親戚的魚をタマリンドなどでにこんだもの。見かけによらず、けっこうマイルド。
ウダンアサムゴレン。海老を揚げて調理。あまりのはじけっぷりにおののき、殻がうまくぱりぱりになりませんでした。

サンバルティムン。胡瓜をチリなどであえたもの。
で、これがソースなのですが、60本の乾燥チリをペーストにして、その他の材料と炒めて作るのですが、加熱中の唐辛子って本当にパワフルでして、ほとんど本気でなきました。


この私のまじの涙の結晶、皆喜んだようです。よかった。
チリペーストをオーストラリアで売れば億万長者になれるよ!
と年末まで商売ネタ。
億万長者になるまえに、呼吸困難になるっつーの。

それにしても、このご飯、おいしかったです。
年末はせわしいながらも、新しい料理に挑戦することにしていまして、
去年はかなりうまくいったものと思います。
長文しつれいしました。
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2014年1月24日金曜日

五色弁当

今年初の自分用弁当。
年末年始の食べすぎ、動かなさすぎがたたり、 まさかの3kg増。
普通に食べてるジャンといわれそうですが、
普通ではない量を食べていたので、
普通の量にもどせば、元にもどるんじゃないかと思って。
無理ですかね?

ちなみに、結婚指輪もむくみではいらなくなりまして、
奥にありますのは、写真用ではなく、
小豆50gを1リットルの水で煮出すというむくみ解消ドリンクです。

あ、ところで、
あけましておめでとうございます。
2月にもうすぐなろうというときにいう言葉じゃないですね。
ごめんなさい。(初謝り)

年末はある意味計画ミスでとてもとっても忙しいクリスマスシーズンでして、
それにおいうちをかけるように義妹夫婦の3週間(もの)滞在もあり、
私としたことが、まともなおせちも作らず、
ローカルフードを料理しつづけたという年末年始でした。

今シンガポールでは雨季がおわりつつあり、暑い乾季に移行するところでして、
24度、晴天、さわやかな風がふくという、
ほんのひとときですが、 地中海のようなすばらしい時期です。

料理もお菓子にもよい気候の中で、
仕事もはじまって、
今年の年間計画ももうたって、
来年の正月の予定まではなしちゃって(老けるよー老けちゃうよー)
今年は丼の続編ということで、お弁当の本をつくることになりました。
おかげさまで丼の本はまさかの2版目をむかえることができ、
またこの場を使いお礼申し上げます。
そして今年もよろしくお願いします。(もう一ヶ月すぎたけど)

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