2013年1月31日木曜日

チリクラブの悲劇

なんか、近所から牛肉を焼く大変よいかおりがします。こんにちは。 
おそろしいはやさですぎさる時間。去年のクリスマスの夕食のおはなし。
肉食、はりきりました。シンガポールの国民的料理といえましょう、チリクラブ。
唐辛子倶楽部という会合のことではありませんで、クラブといえばかに。
かにを玉ねぎやにんにくや唐辛子のペーストをつかっていためて煮込むという、私も大好きなアイテム。
それにしても、男の料理というものは周りを無駄に巻き込むのであります。
ゆっくり、丁寧にきざんだ玉ねぎなどを石臼を使って、昔ながらのやりかたですり潰すこと20分。ひそかに私は貧乏ゆすりしてしまいました。
これができあがり。おいしかったですね。タレはですね、あの肉まんの皮の部分とおなじあじがする中華パンをあげたものにひたすんですね。ずーっとまえに作った自家製ビールとともに、肉食ったらこのかにを1ぱい半はたいらげました。
みよ、この満面の笑み。
今度は毛蟹で挑戦と自信まんまんの彼のポロシャツは、あらやだ、裏表。
後片付けもそこそこに(そこまでが料理やちゅーのに)背後にあるソファーに寝転がり、
そのとき事件がおきた
「いてーっいてっいてっいてっ」
どこにぶつけたわけでもなく、足の親指のつけねに激痛がはしったとのこと。

そう、みなさんのまわりに誰か1人はいらっしゃるでしょう。

痛風。。

ここで解説しよう。今まで
「ビールは今日は3杯しかのんでいません」→1パイ=1ジャグ=中ジョッキ3-4杯
「今日はあっさりスープにしよう」→ピッグオーガンスープ→豚の内臓の汁
「お腹すいたなあ」→ステーキ150g以下だった場合の食後30分以内の発言


だからあたしのいうこときいてだされたもの全部たべとけっていったのに
といいたい気持ちはおさえてですね、
これからこの体質とむきあわねばならないのですが、
私の読みでは、普通の食生活をしておけば彼は大丈夫なのではと思っています。
まずは普通のバランスのとれた食事をというゆるい姿勢でいた私に、肉食ってば(あ、この名前も遠からず変更ね)

「医者はビールと豆製品をさければ大丈夫といっていたよ」
と私の目をみずにのたもおた。
かわいそうに、私。
まるで肉制御刑事のようにあつかわれちゃってさ。
そもそも、豆製品なんていっつも箸のさきでつついてよけてたじゃないの??

この激痛事件から、私のかいがいしいシークレット食事療法のおかげで、今のところ痛みは戻ってきていない。がんばりませう。
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2013年1月30日水曜日

今年もどうぞよろしくと今更ながら

あけましておめでとうございます。(どすーん!もう一月もお、わ、り、のこの時期にスミマセン。
クリスマス前から、ほんっとうにばたばたでして、この言葉は使いたくないのですが、忙しかったです。

毎年年末にはハムレットに変身。
「作るべきか、作らざるべきか、それが問題だ」

どんなに中華化が進む私でもやはりそこは大和撫子としての縁起かつぎというカルマからはのがれられず、やっぱり毎年作るのだな。お、せ、ち。

毎年「どうせだれも喜ばないから自分のためだけ」
そんなならやめちまえ、というような心がけで料理するのですが、
今年はちょっと違いました。
家庭をもって始めての新年(なんだ、この違和感)ということで、
仔犬側と肉食側の両方からご招待いたしました。

日本人だけなら御節で勝負でいいのですが、肉食をはじめ、肉食の側は結構面倒(めんご!)な面子。ボス、中国系、インド系、ベジタリアン。
悩みだしたらとまらない。そしてメニューはまとまりのないことになっていく。
 
ちらし。結構残っちゃった。巻きにしたほうがよかったかの。
煮しめ。里芋しゃっくしゃくで新年からいらいらしました。

ほんでパパイヤとマンゴのサラダ。許せないという方もいらっしゃるでしょうが、フルーツに玉ねぎとミントをいれて、ライムジュースと砂糖とナンプラーで味付け。
これ、案外うけたもよう。
あと雑煮と肉食担当でラムのローストもでました。
今年は料理するぞと息巻く彼。
やる気の芽をつみとらないように必死な私ですので、ぐっとこらえましたが、
ミントをきざんだ後の黒いしるをふいたのもの私、そんでもってラムをオーヴンにいれてから
「それでは僕はシャワーをあびてくるので、タイマーがなったら温度確認よろしく」といって
さわやかにさっていったときには、芽を鉈でかりとりそうになりました。
そこって一番大事なところでないの??
では今年もどうぞみなさんよろしくお願いいたします。

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