2011年12月26日月曜日

アッテンションプリーズ!クリスマスの食卓

バブルなシンガポールからこんにちは。そんなバブルなシンガポールにいるローン地獄に住む私達ですから、お洒落にキャンドルデナーなんちゅうことはできるわけもなくですね。
肉食の苦肉の策
「僕がロブスターとポテトグラタンを作るからね」と提案。
気持ちはものすごくうれしい。
でも、料理できないのよーくわかっていますから、洗ったりきったり、テーブルをきれいにしたりはワタクシの仕事になるのは火をみるより明らかでございました。
(私がスライスしたじゃがいもと私が刻んだマッシュルームの)ポテトグラタン。これおいしかった!よくできました。
肉食にフルコース作らせるわけにもいかないので、私は裏方と親方(?)の両方にならねばならず、シェフ(肉食)が昼ねしている間に、鶏の頭と足をかっさばき(もう「こわいからきってちょうだい」なんてぶっている暇もなくてね)、さばき、ワインと香味野菜につけまして、骨やガラはブイヨンをとりまして
その間に豆ゆでてー、ざくろほじって、オリーヴオイルであえまして(なんかぐちゃぐちゃだけどもうこの時点でテンパっているワタクシ
それようのアボカドのワカモレ風ソースを作り
もうひとつ、最近買った雑誌にのっていたそのままのレシピでサボテンとやぎチーズのサラダ。これなかなかいけましたね。サボテンって私のだいすきなオクラにちょっと似ています。これは素敵な発見。表面の固い皮をむいて薄切りにして塩茹でするだけ。おいしい。ヤギチーズのくさみとなかなかよくあいます。
それで鶏いためて、野菜いためて、ソースにつめて、具をそれでにて、付け合せいためて、ブイヨンとソースでにつめて、とろみつけてーーああ、なんでこんなめんどくさいものを選んじゃったんだろ。「きょうの料理」がうらめしい。
せめてCoq au vinとよんでちょうだい。がぶがぶレッドワイン入れたそのチキンなんて呼ばないでッ
でもものすごいおいしかったよ。カロリーもたっぷりです。

以上。

さて冒頭の肉食の発言をきちんと読んでいてださったあなた、
「ロブスターどこや?」
そう思われましたよね。

ああ。。
ええと、肉食が探し当てた一尾2000円ほどのちいさい活ロブスターだったんですがねえ。
ポテトグラタンをオーブンにいれて
「さあ、君、大きな鍋に湯をわかしてくれたまえ」
とすでに気分はグランシェフか産婆さんかの肉食だったのですが、
冷蔵庫をあけて
「逃げた?奴めどこに逃げタ?」と
顔面蒼白でありえない想像をくりひろげましてね。

「ちょっとオ、あなたどこにおいたの?冷蔵庫の上?下の段?」と
といつめた私に
「カウンターの上にスーパーの袋にいれておいておいたはずなんだよお」
と呆然と答える肉食。

。。。。。。。。。。

そのスーパーの袋にグラタン用の芋の皮とかー、マッシュルームの入れ物とかー、
いれちゃってーーー

捨てちゃってたの、

ワ、タ、ク、シが!!

ごめんッ。本当にごめんッ。

シンガポールはごみ収集所にゴミ出しをするというシステムではなく、
家のごみは家のなかにあるゴミを投げ捨てる「ダストシュート」というところから落下させるという
捨て方になっていまして、
一度なげたものは地上階でほかのごみと一緒くたになるので
一度すてたらもうそれで最後。

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2011年12月24日土曜日

クリスマスおめでとう


皆さんの幸福と世界の平和を特に強く祈る本日、明日でございます。

家庭内の平和すら守れていないワタクシが申し上げるのも、眉にツバをポマード塗りではあるでしょうが、拙ブログを読んでくださっている方、お会いしたことない方も多いと思いますが、こころよりみなさまの健康と幸せを祈っております。

今年は祖国のことでも、自分の家庭のことでもこころがずっとざわつくような一年でしたが、
それでもこうやって気持ちを伝える、そして食卓を一緒に囲むことができるクリスマスを迎えることができたことに、信仰はもたない私ですが、不信心な肉食とともに心の底から感謝します。
痛みも、不安も、失敗し続けるマカロンも、悲しみも、今ここにあることの幸福のパーツにすぎない、そういうことですな。


あッなんか暗くなっちゃいましたが、
今ケーキ焼いているのですが、型にバター塗るのわすれちゃってへこんでいるんです、だから。(結局とれたからいいのよ。結果オーライ)

Wishing You All A Peaceful Christmas!!


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ラヴレター

ふ、肉食からもらった恋文公開?おびえたあなた、ごめんあさせ。
このお菓子の名前、ラヴレターっていうんです。
オリジナルの形状は丸い薄焼きクッキーをピコラみたいにまいたものです。
昔の中国の人たちの手紙は筒状にまかれていたのでせうね。

お隣のご家族には引越し直後なのにもかかわらず、すでにとっても仲良くさせていただいていまして、
この前なんて家の前で立ち話していたら、ごましお(犬)が当然のようにお隣のリビングルームにいて、
当然のようにTVをみているお子さんの側で背中をかいてもらっているなんてことが
普通におこっていたり。

ご近所づきあいはおいしいもののやりとりが活発になるものですね。
このラヴレターも昨日いただいたもの。もうすぐ春節(1ヶ月はあるけどね)なのでそのお菓子なんですね。

材料といえば玉子、ココナツミルク、砂糖、小麦粉。そしてこの緑いろはパンダンという東南アジアでは皆が大好きな萱のような形状をした葉っぱから抽出した色です。
本格的に作る場合は炭火で焼くそうですね。
シンプルが一番おいしいという典型。

ラヴレターにラヴレターをしたためてもいいほど
ラヴレターに首ったけのワタクシ。食事もクリスマスもそっちのけでばりばり食べています。
肉食に「味見よ、味見、これをココナッツアイスクリームのゴーフル代わりにしたらいいかなと思ってるのッ」
と聞かれてもいないのにいいわけじみるワタクシ。

さて、明日はラヴレターのお返しといってはなんですが、クリスマスのケーキでも焼いてもっていくとしますか。
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2011年12月22日木曜日

雨季のマカロン

湿度75%。エアコンを使って湿度をさげようとがんばってやっと55%。このエアコン、埋め込み方のハイパワーのものなんですが、それでも、これでがんばってやっと。
気候や気温によって調節が必要なのは、料理もパン作りも(←ヨーロッパの本を元にすると水分量へらさないといけないです。)おなじですが、
これですよ、これ。マカロン。
オーヴンで乾かすというテクに挑戦せねばとおもいつつ雨季に突入してしまい、よもや4時間半もかかるはずがないとテストを繰り返し、かなりの量を無駄にしてしまいましたねえ、先日の47人のクラスの用意。(しかも2回あったからね)。
エアコンのブレーカー落ちたりね。
さすがにこの瞬間はがっくりきましたね。数人分ならドライヤーって手もあるでしょうが、
当時、15本のロールケーキと並行してすくらねばならなかったのですよ。
100数個のマカロンを。くどいですが、100数個のマカロンということはその倍の数をつくらねばならないのですよ。サンドするものですからね。

 
ネットもみたけれども、「湿度50%こえたらマカロンは作らない」

 
だって。
本気でパスポートをちら見しちゃいました。
「ここでばっくれたらどうなるかな。。」

 
行きましたけどね。
散らかし屋ですが、根っこはA型ですから、
予定したものがまったくうまくいかないと、この世の果てにきちまったような気分になるんですよね。

 
ええと、このままではぼやきでおわってしまいますので
私が信じられない量の材料を無駄にして学んだ失敗とその回避法

 
  1. 湿度計は必要。ひとつの目安になります。雨期、または梅雨にこれなしでやりきろうとするとかなり無駄。時間も材料も
  2. 乾かしがあまいと焼成のときに天井がひびわれます。またエアコンを使って乾かすときに、よく本に書いてある「指でふれてなにもついてこなかったら乾燥終了」これは判断基準にならないです。かならず1個テストベイク。
  3. アーモンド粉は目の粗いふるいでふるわないといけません。無理やり漉すように作業してしまうと油がにじみます。
  4. 冷蔵庫や冷凍庫でアーモンド粉を保存している場合は、80度のオーブンで30分ほど乾燥させたほうがいい。
  5. 乾かしすぎると、表面のカリっとした部分となかのねっちりの部分の間に空洞ができる。
「もうマカロン教えるのやめたまえ、君」
と、肉食からマカロンをつまみぐいしながら優しく駄目だしされましたが
「クリスマスの持ち寄りにもっていきたいの。。」
といわれたら
「来年またきて」
なんていえないじゃないですか。
だから今日は、4時間前に持ち帰り用の分をしぼってかわかしました。
結果喜んでいただけたようでよかったです。

来年への学びとしては
雨期はマカロンはできるだけさけるべし。

さてさて、4月のクラスにむけて用意しないとなんです。
メニュー??
マカロンなんですよ、これが。3種類。
ははははは。
笑いだけは乾燥しています。

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2011年12月21日水曜日

豚バラ肉の紫蘇バタ丼

至近距離からどうぞ。
こんばんは。もうね、クリスマスは流すことにしたんですよ。
キリスト教じゃないしね、我が家は。
ええと、肉食はなんての、昔教会のお祈りのときの牧師のお供役ての?していたそうですが、
今となっては神の愛を語る資格などゼロの生活態度ですので。
ていいわけだらけですが。
こちらシンガポールでは春節(旧正月)が来月にありますので(毎年元旦の日付はかわります)今年は中華系+クリスチャンの方々はめちゃめちゃ焦っています。
今日はクリスマスカードもらったり春節のお菓子もらったりとかとてもうれしいですが
その混乱が伝わってきました。
思えば日本人+クリスチャンという抱き合わせも忙しいですよね。

ええと、全く関係ないそぶりを見せるための豚バラ肉の紫蘇バタ丼です。
私の豚そのものの見かけとは相反するのですが、私は豚のバラ肉というものがどうにも苦手です。
無駄に脂多いと思いませんか?しかもなんかその脂がしつっこいじゃないですか?
でもねえ、これは別格。バラじゃないとだめなのですね。
この丼はちょっと厚めにスライスされた豚バラをですね、少量の油でじりじりと肉をやきつけます。
ベーコンを焼くような感覚でよろしくお願いいたしたく。
一度肉をとりだしまして、フライパンをきれいにしてください。これははしょっちゃだめですよ。
でそのフライパンにバター、醤油、みりん、醤油ちょっとをいれてじゅわーっととかしまして紫蘇の千切りと豚ばらをいれてからめます。
ごめん、カロリーとか気にしないでね、クリスマスなんだからさ。(て流すんじゃなかったのかい?)

なにかの本でみた料理かと思います。
姉犬の大好物。
でもえらいことにバターとか常備してないのよね、あの家。

うち?
今250gのバター30本はあります。
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2011年12月16日金曜日

本当にごめん

てカードに書いてあった。
もうすぐクリスマスですね。なーんも用意できていません。すでに諦めかけていますが。
年末ってなんかもめる時期なんだよなあ、毎年。なんででせうね。
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