2021年4月25日日曜日

1年9か月

 

私のごまちゃんへ

今日で1年と9か月がたちました。

かあさんね、毎日今日こそは夢にでてきてくれないかとお願いしていました。

でもあの日から一度たりとも会うことがかないませんでした。


今日の朝方夢の中で、

たくさんの犬がアパートの車の通るところにわさわさいて、

かあさん、頑張ってみんなを安全なところに集めないとって思っていて、ふとふりかえったら、あなたが遠くに見えました。

大きな声であなたの名前をよんだら

昔のように一目散にかけてきてくれました。

抱きかかえてあなたを家に連れて帰った感触はむごいほど本当のようで

うれしかった。

でも家に着いたときはかあさん一人しかいない家でした。

この1年と9か月、

どうにかしてあなたのことを思わないように

してきたのに

どうしても諦められなくて

色々気をそらすことをしてきたりしたけれども

やっと

もう

会えないんだって

諦めたんだと思います。

夢の中であなたを抱き上げて抱きしめた感覚は本当に

あの日々のままで

でも

もうこの世ではかなわないんだって

諦めました。

そうしたら

また夢の中でもあえるかもしれないから。

どうかな。会えるかな。




2021年2月23日火曜日

私の大事な宝物との最後の1か月


 最後の16歳のお誕生日。お弁当作ってがっつきました。2019年の3月16日。三か月後に余命宣告されるなんて夢にもおもっていなかった。

だれも読んでいるとは思わないけれども、私も病名をきいてから必死でぐぐったので、いつか誰かの助けになればと思って書いてみます。

この写真から3か月たった6月23日、クラスをしていて、ごまがゼイゼイあひるのような音をたてていたのを聞いた生徒さんが、お医者さんにみせたほうがとおっしゃって、

まあ元気だけれどもいってみっか、という軽い気持ちでいきました。

よく寝るようになっていたし、ごはんはいつもどおりがっつくし、ちょっと耳が聞こえないくらいで健康そのものと信じていました。

が、口の中に腫瘍があり、なんと安楽死を視野にいれるようにといわれました。

メラノーマといわれる主要で、目でみても2㎝くらいの塊がみえました。

ここで、私が今でも悔やんでいることなのですが、対症療法として、ステロイドと抗生剤のショットをうつことを提案されて藁をもつかむ思いでうけいれてしまったのです。

2日後から息遣いがあらくなり、ほとんど眠らなくなり、食べることもやめてしまいました。

泣きながら水をシリンジで嫌がるごまに無理やりのませる1か月が始まりました。

あとから聞いたことなのですが、このステロイドと抗生剤というのは一般的な流れらしいのですが、皆さんには私の犬のような例もあるということを覚えておいてほしいのです。

人間もそうですよね、あう薬とあわない薬がありますよね。

犬は自分で選択できないので、人間の責任はもっと重大です。

結果として私があやまったばかりに命を縮めてしまいました。

世界で一番大事にしていた宝物を自分で捨ててしまいました。

46年生きてきて初めての後悔です。

また書く気になったら最後の1か月とどのように少しずつ立ち直ってきたか、

また、どのように命について考えるようになってきたかなどを

つらつら書きたいと思います。


2021年1月25日月曜日

もうすぐ春節


 日本の正月が終わったと思ったら

もうすぐ中華正月がやってくる。

今年は2月12日から。

日本のようにおせちはないのですが、乾きものというかクッキー類をたっくさん用意して、ソフトドリンクとか、海鮮とか、鍋ものとかでお祝いするのですが、

今年はコロのせいで千切りサラダと刺身をみなで縁起のいい言葉を大きなこえでいいながら箸で強烈に混ぜるというものは、心の中で叫ぶようにというお達しがあり

”世界の中心で愛を叫ぶ”という本を同じ名前だからということで

一度目の夫が本をくれたことを思い出したりして。

まあそのキャラは命を落とすわけなんですが(もしかして彼の意図?)

日本は自粛モードで大変だと聞きました。

This too shall pass (これもいつかは過ぎること)と思って

がんばりませう。

昔を懐かしむのも未来を憂うのも今はすこし控えめに。

2021年1月11日月曜日

2021

 

大変ご無沙汰しておりました。

この数年日本に帰ることもできずに日々だけがたって

私は残されたまま

というような気分。

色々変わってしまいました。

最愛のごましおは1年ほど前に天に召されてしまいました。

今も前を向いて日々過ごすのがときに不可能に思え、

時に生きているだけでもまるもうけと前向きに思ったりもし。

このブロガーも大分使い勝手がよくなっているのですね。

また時々アップしてみようと思います。

誰も読んでくれていなくてもいいのです。

いつか読み返して

思いださねばいけない感情もあると思うので。