2009年12月17日木曜日

Saracenoで感涙

昨日は肉食のオフィスの近くで待ち合わせて(私は大遅刻)夕食をたべました。タンジョンパガーはBerjaya HotelにあるSaracenoというイタリアンレストランです。一応ワインリストを眺める振りをして肉食はビール、私はベリーニ(桃カクテル)でスタート。
肉食の前菜;Saute di Vonole e Cozze(はまぐり?とムールの炒め物)
こんなふっくらした貝を食べたのは超ひさしぶりでした。
本当は肉食は玉葱クリームスープを頼んだのですが、実はグリーンピーススープが昨日の「本日のスープ」だったらしく、肉食は大きくかぶりをふり上の貝のものにしたのですが、お詫びといってこのナスとモツアレラのグリルをくださいました。
一番最初にでてきたチキンパテ。これもおいしかったな。これもサービス。そうそうパンもなかなかにおいしかったです。






私の前菜は;Prosciutto Parma Bruschetプロシュートハムとルッコラのサラダの上にいためたトリュフの香りの茸がのっていました。この時点で2人の次なる皿への期待はふくらみました。
肉食のパスタ;Linguine con Aragostaロブスターのリングイネ。このロブスターの身もちょうどの加熱具合。パスタだってアルデンテ(これ案外シンガポールでは期待ができないです。だいたいちょっと茹ですぎです)
私のパスタ;Pappadelle con Peperonatパプリカの幅広パスタ
メインも食べたかったですが、すでにこの時点でおなかがいっぱいでした。でもデザートは絶対に食べる私です。テイラミス。これね、私が36年間の中でであったテイラミスで一番。クリーム部分がしゃわっと溶けるような口当たりなんですよ。
「なんだこりゃー」とつぶやいた私をみてキレると誤解した肉食が味をみて「(おいしくて)殺されそう」とコメント。プレゼンテーションもなかなかかわいいですしね。
肉食のデザート;Torino al Cioccilatoダリオールショコラとかいうんだっけ?日本では。あたたかいチョコレートの生地のなかにとろとろのチョコレートが入っているものです。
余談ですが、当地シンガポールではパテイシエとしての面接時のテストはイタリアンだろうが、アメリカンだろうがフレンチだろうがなんちゃらのひとつおぼえ的にガトーショコラかこのあたたかいチョコレートケーキ、そしてプディング(カスタードのじゃなくてドライフルーツのはいっているイギリス風のぬくいもの)だそうです。
ですから肉食が導かれるようにこれに決めたときは正直「つっまんないなー」と人のデザートながら思っていたんです。どこでもガトーショコラかダリオールショコラ。だいたい食べた感想も「つっまんないなー」という感じなんですわ。(人のつついておいてえらそーなんですけれども、本当にそうなんですよー。特に肉食と一緒のときはほぼ確実に肉食のデザートははずれる。)

と こ ろ が

これがおいしいの!周りのケーキ部分はほろっとしっとりで中のチョコレートも確実にいいチョコというのがまるわかり。
一口だけ味みて自分のティラミスに戻ろうとおもったら、軽めに肉食ととりあいになってしまいました。
そばにそえてあるアイスクリームも絶品でした。

最後に食後酒のリモンチェッロもでてきてこれまた最高。
そして水曜日だったせいかお客さんもまばらでそれはそれは丁寧にサービスしていただきした。

和食の次にイタリアンが好きなのですが、その理由はわかりやすいからです。
食べるときにこの味はなんだろう、あの味はなんだったんだろうと考えるのがあまりすきではないのです。
私のルールとして最初にいったときかならずパスタはトマトベースのもので極シンプルなものを選び、デザートはティラミスを食べることにしています。
そうするとだいたい自分の好みがどこのレストランかと自ずとわかってきますのでね。
ほら、変ったもの食べて失敗したときってなんとも悔しいじゃないですか。

次回はフルコースで変ったものいくぞー。
本当にお勧め。いろんなところで問題になる塩加減もこのお店には卓上塩があるので
安心。レストランでこれあるところなかなかないから嬉しいです。

Saraceno
Berjaya Hotel
83Duxton
6438-9638

田舎暮らしに慣れてきて、外食率もほとんど0%となってしまった我家ですが、記念日などにはよっこいせっという感じで出かけます。
昨日私と肉食がアイリッシュパブ(←モリーズマローンね)で出会ってからちょうど4年の晩餐でした。
こういうお祝いっぽい時には確実に楽しいご飯が食べたいので、そういう意味でも昨日は最高でした。
シンガポールで暮らしていらっしゃる方はどうぞお試しください。
ランキング参加中↓今度生まれてくるときはイタリア人になりたいなあ。クリックお願いします。
にほんブログ村 料理ブログ 自分用弁当へ
にほんブログ村

2 件のコメント:

junjun さんのコメント...

出会った記念日にディナーだなんてロマンチック! うちなんか何月何日に初めて会ったかも覚えてない。。。
チョコのお菓子は「フォンダンショコラ」だと思っていて、先ほどネットで調べたら「ダリオールショコラ」と同じなのですね。ただし「ダリオール」は台形という意味らしいので丸いのはそう呼ばないのかもしれないです。(さっき調べたばかりのことを偉そうに言う私)。
このイタリアンレストランは私もぜひ行ってみたいです。本当においしそう~。

koinusyokudo さんのコメント...

であったその日は二人とも別のパーティでたいへん酔っ払っていましたので
それのうめあわせをするがごとく、
毎年祝うのです。
そうそう、そういえば英語の説明のところにフォンダンてかいてあったような気がします。
ダリオールは台形という意味なんですね。
ふ、ふ、ふ、ふらんす語ですよね。
私の語学力ってこの程度ですわ。
今度ぜひご一緒に