2013年2月9日土曜日

とっても簡単味噌粕漬けと今日は大晦日

明日は春節。中国系の人達はこの時期が本当のお正月です。

昨日、市場にいったらすっごい熱気。いつもの魚屋さんできこえたこのフレーズに苦笑

「キープ マイ フィッシュ ア?コンファーム キャン?アイカムバッインサーティミニッア?」

日本でいうところのおばちゃま的に聞こえるこの言い回し、日本語にするとですな

「あたしの魚とっといてよね?絶対だからね?30分後に戻ってくるからね?」

というかまだ対価を払っていない時点でマイフィッシュとは言えない様な?
みなもう品切れが世界の終わりのように思っていて、もう必死必死。
もう魚屋も客もがむしゃら。

私はこの熱気の中にはいませんので、冷静にそのおばさまに
「ヒーキープスメニ-メニーフォーユー、ドンウォーリーラー。ユーゴーバイべジーファースト、キャンノー」と申し上げました。
すごいよな、私。これ、英語だよ、一応。
「魚屋いっぱいあんたのためにとっていてやるっていってるからまず野菜でもかってきたら?」
このカジュアル感。
年明けから矯正せねばと思いました。楽だからついつい流れちゃうのよね。

もひとつ笑ってしまったのが、この女性、10分後に帰ってきちゃったの。
この時期だけじゃないかな、人々が時間厳守するの(てか早すぎ)

魚屋も私はそこまであせってないとみたか、結構またされちゃって、その間、この人日本人、料理のせんせといちいち人にいって、気がついたら、ここの魚新鮮かとか、刺身どうかとか、あげくのはてには調理方法まできかれちゃって、一仕事した気分になってしまいました。
てか、みなさんどうやって料理するか決まっているのが正月では?と
また苦笑。

さて、あまり役に立たない情報かもしれませんが、
旧正月前に値上がりするもの、すなわち正月料理に必要な材料は

リーク(葉がほとんどのもの)
フィッシュケーキ(魚の練り製品)
パイナップル

かな?うちは中華系ではないので、第三者的にみてこのへんの値動きがすごい。
なんでも鍋物をかこむのが定番で
魚とかリークは日本の縁起ものとおなじで、縁起のよい言葉とにた読み方をするとかなんとかで
よく食べるそうです。
刺身を千切り野菜の上にのせて、それを円卓囲んだ家族と一緒に箸でみんなでぐちゃぐちゃにもちあげて食べるというユーシェン(魚生とかきます)も定番。
梅味のソースでたべるのですが、あたしゃ自分だけの皿にのった刺身をわさび醤油でいきたい口なので、これはいまいちなれないですなあ。

普段もそうなのですが、中華系は取り分ける、ひとつの物をシェアするということに意味を見出すことがおおいようですね。
箱膳文化の私からみると非常に合理的ですばらしいと思うと同時に、自前の箸で皆のご飯ののった皿をつつくのは、ふとためらうんですな、いまだに。
以前はなんと汁物もひとつの汁碗にはいったものをみな各自のスプーンをつっこんでのんでいたんですって。これは衛生の観点から最近はあまりないようですけれども。
とにかくいろいろ違いがあって興味深い。

とにもかくにも、お祭り気分は今ヒートアップ。
あたしゃ正月に関係ナッシングな野菜をかって(このたけのこもかなりあまってたから買ったの。下茹で2時間、時間はたっぷりあるの、私にとってはただの平日ですものね。おほほ)
味噌粕づけにしました。
味噌と酒粕を2対1であわせて野菜をもみこんで1晩たてばすでに漬物。
日本人にしかわかりにくい味であります。
これをかやのそとの人間として今日は食べようと思います。
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