2010年6月8日火曜日

情熱いちご大福


日本ではもう店頭から姿を消していますか?
苺大福。
大好物です。
下関で通っていた高校の下にあった和菓子屋で食べたのが
私の初苺大福。(この話は以前にもしたような?)
この世にこんなおいしいものがあるんだと感動したそのイメージがまだ残っています。
今はもうそこまでじゃないけれども
そういう感動、またしてみたいです。

昨日手巻き寿司をお教えした方が9歳の息子さんをつれていらっしゃいました。
この男子、私の9歳当時を見るよう。
食べ物にねっちりとした興味をもち、横でママのすることを鬼コーチのように観察。
自分の大好物の 甘卵をまく練習をするママにするどい指摘が。
「油、ぬりわすれ。急がないと焦げるよ。形はやく作ってよマミー。」
てな具合。
そのマミーを指導したあとに巻いた卵だけの巻き寿司なんてマミーより上手にできちゃったりして。
その間、仔犬、無言でうなずく。
あ、他人(9歳児)にまかせて仕事忘れちゃった。

彼をみていて苺大福の感動を思い出し作ってみました。
情熱よ、もう一度。
和菓子のこういうベイシックなものは実は洋菓子よりも簡単です。もちろんあんこ作りは時間がかかるものですが、いちどどかんと作って冷凍しておけば、あとは白玉粉、水、砂糖でできあがりですからね。白玉粉だけじゃないですか?家庭に常備していないものって。
情熱のわりには苺がひっくりかえっています。
アメリカの苺をつかいましたが、すっぱくてあんことの相性が震えるほどいいのですよ。
ぶるうまー。

話は戻って9歳男児、犬がちょっとこわいらしくて、でもごまに好物の胡瓜をやりたくてでおそるおそる最後にはなでることができるまでになりました。でね、かわいいの。
「ゴマはりんごは好きですか?梨はどうですか?野菜はなにが好きなんですか?」
と私を質問攻め。どれも好きだと思うわよと答えたところ帰るときお母さんに
「マミー、今度くるときは胡瓜とりんごをたっぷり持ってこようね、ね。ごまに食べさせたいんだよ僕」と
せがむせがむ。
優しいなあと心がきゅうっとなりました。
持ってきてくれても皮むくの仔犬なんですけれどもね。で、大部分食べちゃうのも仔犬。
大人の世界はせちがらいんざます。
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4 件のコメント:

Naoko さんのコメント...

うわ〜!和菓子いいですね!私も初めて食べた時、甘さの中の酸っぱさに驚いたものです。なんか大人の世界を覗いちゃった感じ(笑)これ、今後のレッスンで是非!海外に暮らす大和撫子たるもの和菓子の1つでも作れたら、株が上がりますもんね!

atelier koinu さんのコメント...

そう、MOCHIは世界の共通語なんざますよ、奥様。
先ほど母と電話で大福トークをしていたときに、苺大福の餡は普通白か普通の小豆かの意見がわかれたのですが、
NAOKOさんはどちらが普通ですか?
私のあこがれ苺大福は黒です。
是非。いづれ餡をたくところからまいりませう。プロジェクト撫子。

しらこ さんのコメント...

和菓子!いいですね。
作ってみたいです。

koinusyokudo さんのコメント...

たまにはノンオイルなお菓子もいいものです。
あんこですよ、やっぱり、あんこ。