2015年2月18日水曜日

春節前のシンガポールの様子


全くもって無関係な行事、春節(旧正月)。
でも一歩家からでると、街の盛り上がりは最高潮にたっしていて、
少なからず影響されてしまう私。
数々のお菓子がローカルショップにならびます。
安いおお店も高いお店もこの赤いプラスチックの蓋の容器にお菓子をいれるので、
外人の私には、どれがおいしいのかわからないので、
誰かがくれるのを待つのみ。。

ヌテラだってチャイナ服でドレスアップ。
 この感覚だって、期間限定のお菓子を追い求める日本からきた私にはわかりにくいものです。 正月終わったら期限切れみたいにみえちゃうと思うんですけれども。 

余談ですが、昨日ニュースをみていたらこのフェレロという会社の創業者がなくなったそうですね。
 この会社が世界で生産されるヘーゼルナッツの25%を加工しているとのこと。 そこまでとは思いませんでした。

それからお花やさん。
ゆきやなぎ(?)が定番の植物みたいです。 横にあるのは造花。
 プラスチックかざるならないほうがいいと思うんですけど、
 結構みなさんじゃんじゃん購入されている様子。
つぼみ、花盛り、朽ちかけとうつりゆく自然を楽しむもの、それが切り花のよさだと思うのですが、 これもちょっと理解が難しいです。

そして、定番中の定番。きんかん。 これは生で鉢植えです。
 これも不思議なのですが、 お正月がおわったら忽然と姿を消すんですよね。
みなさんどうされるのかしら。鶏頭もそう。
 まさか、捨てないよね?

 これまたえらく昔の話ですが、
 鉢植えの植物を育ててくれといわれるならまだしも、
「いらないなら捨てて」と いった人がいますが、
この瞬間にその人のこと薄気味悪いと思いました。

 あ、いけないいけない。 また脱線。

それからまた鉢植え。 鉢にご注目ください。
 このセンス、やっぱり違うんだなと思いました。
 センスとか好みとかって 育った環境によるんだなと毎年実感。 悪いとかいいとかではなくて、 違う。劇的に違う。
異質なものに拒否反応するのは人間の性でしょうが、
その辺を本当にうまく心得ているなと思うのがこちらの政府でして、

 その典型的な例が80%の国民が居住している政府が管理するアパート(最近億ションもあるのよ、バブル!!)のルールです。
 アパートの棟につき、何パーセントが中華系、何パーセントがマレー系とその民族比で決まっているのです。
一説では民族ごとで固まってデモするのを防ぐとかなんとかありますが、
 結果として相互理解は進むわけです。 

最近の世界で起こっているさまざまなことも、
 こちらの人は単純にある宗教を信じる人がテロリストなんて 誰もいわないですね。
お隣の毎日おかずのやりとりする誰それが人殺しするかっつーと まずありえんだろう、と。
とりあえず、自分のことは殺さないだろう、と。

 言ったら厳しい罰則が待っています。失職した例もありましたね。
自由というものはそのようなルールを遵守した後に享受できるものという、
統制されちゃっているというとそれはそうなのですが、
それでうまくいっているのだから誰もあまり文句いわないわけです。

人のことを知ろうというのは 意識的にしないと成らないものですし、
 それが難しい。

 この人はこういう人、
この宗教を信じている人はこういうことをする、
あの国から来た人はみんなどうこうって
 思い込むほうが楽じゃないですか?


でもちょっとでもすみやすい世界に住みたいのであれば、
やはりちょっとは理解する努力せねばならないと
この理解不能な赤の洪水に おぼれそうになりながら思ったのでありました。

正直、正月の食べ物は今では全部大好物。
肉食もいろいろいただいてきて、今うちは食べ物の洪水です。いえーいッ!
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