2010年9月21日火曜日

シンガポールの男はつらいよ、そしてインド料理


さていつもは米系の飛行機で帰るのですが、今回は母犬とシンガポールまでもどってきて母犬はシンガポール航空、私は全日空で帰ってきました。一緒の飛行機で機関銃のようにしゃべりまくりたかったのですが、シンガポール航空はやたら高い。
スチュワーデスさんは丁寧で概ねやさしいし、機内食も食べられるレベルの食事でなかなかよかったです。
免税品もほしいと思わせるものがたっぷりのっています。(買わなかったけど)

別にそりゃ自分でやれよ!といわれればそれまでなのですが、どでかい荷物を運んでいてもどの男性も助けてくれないんですよね。日系の飛行機ですからだいたいが日本人のお客さんだったと思われました。
助けてくださったのはとなりにすわっていらっしゃった女性の方とシンガポール人の男性でした。
あ、これ不満じゃないんですよ。
気がつけば人、とくに力のある男性が手を貸してくださるということを予測しちゃっている、精神的胡坐こいている自分はかなりずれちゃっているな、と苦笑した次第です。
自分のことは自分でしましょう。

シンガポールってみんな行儀悪いとか文句たれる人がいますが、
人に手をさしのべるしなやかさは(電車の席ゆずりとかも含めて)シンガポールのほうがあると思います。
ま、電車とかまたずにのりこんできたりかちんとくるときとかありますけれどもね。
母犬がうちにとまったときもほとんどだれも挨拶をかえしてくれなかったけどもね。
究極的にはシンガポールのほうが他人にかかわることをためらわないと、私個人としては思います。

あ、そうだついでに書いちゃいますけど、姉犬と話していてさらに
私ずれたかなと思った内容がありまして。
それというのが
デートのときの食事でどちらが財布を開くか?
という難問。
たしかに日本人とのデートのときには悩んでいたときもあったような。
いつ、どのタイミングで割り勘にするか、とかね。
ご飯はあなた、お茶は私
運転手は君、車掌は僕。。

ときは流れて9年。
今でも気がひけるときがありますが、
自分の財布は、基本、あけない。
レストランでもバーでもだいたいテーブルに伝票をもってくるのですが、
それだいたい男性のほうにもってきます。
そんな場面で人がみているまえで
「いーからここはあたしが」というと
相手がとてもかっこ悪くみえちゃうんですよね。

相手が男友達の場合
自分の財布は、基本、あけない。
理由は上と同じです。
でもこの場合状況によってはあとでいくらというかんじで
払います。
細かい分別ですが、男友達1人、女友達2人の場合はその場で割り勘はあり。
でも1対1のときは財布はあけないほうがすっきりしていると、思うんだが。。
間違っているかちら、あたち。

タクシーにのるのだって基本、ドア、あけない。
これは肉食だけかもしれませんが、
潔癖症なうえに自意識過剰なので、
「あんで自分でドアあけちゃうんだよー。たっくさん人がみてたよー。俺様男として失格って思われたよー」
とその考え方自体が男として失格と思うのですが、
毎回誰ひとりとしてあなたのことをみていないといっても、どうも気になるようです。
やれやれ。

ほんと、シンガポールで男に生まれたりしなくてよかったと心底思います。

日本の男性でこちらの女性とデートされるかた、
心した方がいいです。
なかなか厳しい目でみられると思いますよ。
仔犬なんか今でも居心地は悪いですが、こちらの女性はそれが前提であなたのことをみるでしょうから。
やれやれ。

まあね、これ仔犬の周りだけだよと言われたら、話は終わりなんですが、
男性陣さまざまに聞いて、9割はだいたいそんな感じでした。
苦しいよね。大変だよね。

さらに話はとびますが、
この前以前お友達が日本人男性とおつきあいされていたときの話というのをまたぎきしましてね。
それがあろうことかその日本男児、
「日本では女子は男子の3歩うしろをあるくのがルール」と
教えたアンモナイトだったそうです。
「仔犬さん、それ、本当なの?」
て聞かないでください。そんなことー。
信じられないことに仔犬と同世代。

そんなガセネタをふりまかれて肉食の耳にでも入ったら
難儀

アンモナイトと同世代の仔犬、昨日は大正よろしく
肉食の好みを先におき、自分の好みは3歩うしろにおき
コーンビーフとジャガイモのチリいためとインゲンとにんじんのカレー炒めにしました。
両方とも肉食母に作り方をきいたもの。

にんにく、しょうがをいためて香りがでてきたらカレーリーフかコリアンダーをいれていためて、さらにきざんだたまねぎをいれます。チリパウダー(強さが違いますが、一味とうがらしでも代用可)をざっといれていためて、コーンビーフをいれていためます。ゆでたサイコロ状のじゃがいもをいれてまぜてできあがり。
味付け不要。

それからインゲンとにんじんのカレー炒めは;インゲンは4cmにきってにんじんもインゲンとおなじような形状にきります。あればたまねぎもすらいすします。にんにくのスライスをいため、マスタードシードをかるくいためます。そのあとにたまねぎをいれてすきとおったらにんじん、隠元の順にいためます。最後にカレーパウダー(あまりいれすぎないこと)をいれて塩、胡椒で味付けです。

インド料理というと煮込みに数時間とかかかってめんどっちーとおもわれがちですが、
ものによってはスパイス効果で塩分も大分ひかえることができて簡単ヘルシーなものもあります。

がっちりたべてたな。すごい勢いで。
あなたによろこんでいただけるだけで、ワタクシどれだけ幸せなことか(大正風?)
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2 件のコメント:

junjun さんのコメント...

シンガポールでのデート代のこと、興味深く読みました。女性もみんな仕事してるから割り勘が多いのかと思ったら、そうではないのですね。
そしてシンガポールの人たちのほうが他人に手を差し伸べてくれるという意見に同意。子どもは行儀悪いけど(こりゃほんと)、大人はみんなやさしいですよね。
あー私もシンガポール人とデートしておごってもらいたかった(笑)。アメリカンな我が家の夫はずっと割り勘でした!

koinusyokudo さんのコメント...

私も当時きたときは、正直とまどいました。デートだけならず、友人関係でも人目のあるところでは男子優先(というか払う)感があります。
私もアベック(死語)のお客様に伝票をもっていくときはいちおう間をあけつつも両方から手がでてきたら男性の方に伝票を渡す、そんな習慣がついてしまいました。
アメリカンなおたくでは割り勘なのですね。
お互い働いていたらそれが普通とは思います。
シンガポールはてきとうな洋服をきていても(これまた失礼)子供が行儀わるくても(これまた真実)お金に関しては面子にこだわるのかもしれません。
私としては楽させてもらうわけなのですが。