2010年9月19日日曜日

スラバヤあまから手帳その壱

前回にひきつづきインドネシアの話が続きます。父犬はひとひとりが成人してしまうくらいかの地に住んでいます。今はスラバヤといってジャカルタの次に大きな街に住んでいます。
その父犬によると(自分では調べたりしないんだな)インドネシアの総人口の5%である中華系が大部分の経済を握っているとか。中国人がどれだけお金との付き合い方がうまいかをあらわしている比率です。
お金があるところに育つのは芸術、美食これ事実。
インドネシアの中華ってもしかしたらシンガポールよりおいしいんじゃないかと思うのは私だけでせうか。
さて、数日の滞在中に4回もいっちゃったインペリアルジェイドというレストラン。
ここおいしいですね。プレゼンテーションも遊び心満載で、こういうに私は感動してしまうのです。
上の写真、豚の顔だから豚まんだと思うでしょ?
これとろっとちょっと塩気のきいたカスタードが入っているむしろお菓子なんですよ。
かわいいだけではなく、おどろくほどおいしかったです。
これはヤム(サトイモみたいな芋)とあひるのコロッケ、と一言で片付けるのがおしいこの形。これもみためだけではなく味でも勝負に勝っています。
これは海老のあげたもの。凝っています。
これも海老料理でうえにぱりぱりのちょっとしょっぱいぱりぱりしたものがかかっていて海老とあうあう。
よこにのっていたキャベツのせんぎりにそえられていたマシュマロはうさぎの形。しびれる。
腹10分目にするためのキメの炭水化物だって期待をうらぎりません。
正直マンゴープリンとか、タピオカとメロンとかデザートには期待できないのが中華の難点ですが、こりゃすごかった。おもちの上にコーヒーの味のクッキーみたいのがかぶせてあって、中にこれまたカスタードが。コーヒー味のものは大概認めない仔犬ですが(じゃあ頼むなという声も聞こえますが)、これコーヒーで正解!
このカキ氷もなかなかおいしかったです。シーココナッツとかはいっていて隣の席が頼んだものをやたら食べたがる母犬のチョイスはあたった模様。
と、これ全部一食ではないのでね。
早朝便でスラバヤに着き、お昼がまずこのレストランでした。
父犬に初めてあった肉食。うちとけ(る予定として)帰る直前にびしっときめようと算段していたはずの肉食。
のっけの昼食タイムで父犬に
「で、いつ結婚するの?」と
不意打ちにあい-これインドネシア語だったからさ、私の通訳というクッションはなく直球ストライクがきたそんなかんじね。南無。-おろおろと答える肉食でありました。
ああ、男らしい

とはいえねーな。いえねー。

来年にはと答え
すかさず母犬が私に
「で、来年のいつなのよって言って」といわれ
たたみかけられる肉食。
もう惨敗。

後で聞いたら
「むしろ聞いてもらって助かったぜ」
だとさ。やわらちゃんだったら瞬間背負い投げしてただろうな。
スラバヤでも金、てか。

男らしさ、限りなく、マイナス。
ということでかなり話は進みました、母上様ー仔犬ー(一休さんのエンディングテーマソング風に読んでね)
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2 件のコメント:

なおこ さんのコメント...

うふふ!美味しそう!!盛り付けも気のきいた洒落た感じですねー。ちょっとお高いレストランなんでしょうね、ココは。インドネシア料理のイメージが変わりますもんね。それにしても仔犬さんの文章って面白いです!!作家って意味で先生と呼ばせて頂きたいくらいです。肉食さんの弱気な感じが想像出来ます。男性なんて、そんなもんですよ!結婚や大きな事を決める時って弱腰になるもんです。うちだって、あらかじめ掘っておいた落とし穴に、上手に蹴落としましたから(結婚)。仔犬さん主導でガンガン話しを進めちゃいましょう!

koinusyokudo さんのコメント...

ふ、あらかじめほっておりたおとし穴、ですか。そこに、け、お、と、す、ですか。
ううむ、座布団。
別の言葉でいうとお膳立てするってことであれば日本の友人もまったく同じことをいっていました。
こんなに男らしくないのに、本人にはまったく自覚がないらしく、いまだにここはびしっときめてさーとかのんきに話ているので穴をほっても蹴落とすタイミングが難しそうです。
ここまでくると肉食がかわいそうになっちゃってねえ。ずずーっ(茶をすする音)