2015年4月22日水曜日

また行きタイ!プーケット食事編


こんにちは。すでにプーケットは過去の話になりつつありますのであわててアップします。
 今回は短い3泊4日の旅行で食べたものを時系列ではなく、
まあまあおいしかったものからあかん!と思ったものの順で進めていこうと思います。
 それなのでお時間がない方は最初の3枚までぐらいを目処にお引取りいただいても全く差し支えないと思います。(なんやねん、それ!)

 さて、プーケットにおりたってイミグレからタイ語、英語、そしてロシア語で表示があり、
正直イヤーな予感がしていました。

街にでてみたら、ロシア人らしきひとがてんこもり、またアジア系以外に見えるひとはほぼ英語スピーカー。
どこにでもなぜかいる日本人、シンガポール人が全く見当たらない。せめてフランス人はおらんか?と聞き耳たてるもやっぱりいない。


という状況をのみこみはじめた肉食は大きくがっかり。
まさかのヘイトスピーチ?
と思ったあなた、ちゃうちゃう。
私達そういう妙な垣根はどこにもないんですよ。
なんでがっかりかって、そりゃあなた、食べ物のことですよ。

タイ料理の特徴といえば、甘く、すっぱく、そしてハーブたっぷり、ココナッツミルクたっぷりと
そして、肉食にとってはここが重要

タイ料理とは辛い。時にめちゃからい。

観光業をなりたたせるためにはたくさん来てくれる国の人に照準をあわせるのはあたりまえ。
うなだれる肉食に肩をぽんぽんとたたくしかなかった私。
「まあ、本格的なタイ料理もあるかもしれないし、ね」
なんて気休め以外の何物でもないですが、
まずそこそこ本格的だったものから参ります。

海老に麺をつけてあげたもの。
 パンダンという萱のような葉っぱにつつんであげた鶏肉
タイ風さつまあげ
生野菜のクレープ巻き

カニのレッドカレー
青いパパイヤのサラダ

ぜーんぶめちゃくちゃマイルド

トムヤムグーン
レストランの人に
「みての通りこの人インド人なんで、唐辛子をおもいっきりローカル仕様で入れてください」
とあわれに思った私が頼んだにもかかわらず
肉食によると
「ちょっといらいらが治まった」
程度の辛さだったらしいです。
てか、唐辛子中毒??
以上ここまでがSilk という名前のホテルのタイ料理レストランで食したもの。
私達以外はワインをテイステングしてつきかえすクイーンズイングリッシュをあやつる人(てか、ここタイ料理屋なのに、なんでカラマリ頼んで、薀蓄語んねやな人)、ゴージャスなロシアの女性陣などであふれていました。
さ、次
これは肉食がそこらへんで買ってきたもの。
麺に卵がのっているという以外形容しづらい特徴のないものでした。


ビーフサラダ。これはかろうじてタイの味がしました。が、唐辛子はひとつぶもみあたらず。
ホテルのバーでたべた海老のあげものとかなんとか。
もうアジアンフードとかいわんと、アイリッシュバーにしてまえという感じ。
あ、アイリッシュパブでこれがでてきたらめちゃうまいッていっていたと思います。
グリーンカレー。
肉食いはく、どちらかというとチャウダーらしい。
トムヤムグーン
これもどちらかというとミネストローネのレモングラス風味らしい。
これ私が頼んだ海老のすり身のフライ。
これは海老フライそのもの。
でもタイ料理か?ときかれると
ちゃうかもね、と答えましょう。
そしてホテルの朝ごはんはブッフェなのですが、
果物以外はみな絶望的でした。
ワッフルは板のように硬く、フライドライスは団子状でパッタイ(米麺の炒めたもので典型的なタイ料理)は辛さゼロ。

今回の私の旅の目的は
「食べ物のことを考えない」
だったので、むしろおもしろおかしくすごせましたが、
肉食はまあふてくされるふてくされる。
そんなら前もってプランしとけばいいのにね。

お土産を買いに地元のマーケットに行きましたが、
そこで買って帰って来たものは全部おいしかったので
やっぱりローカルのたまる場所を探すべきだったのでしょうね。

誤解のないようにいっておくと
タイ料理は本当に豊かな、種類も豊富な美しい料理なんです。
ただ唐辛子はキーポイントとなる素材で、これの使い方が甘いと
しまりのないものになってしまうのです。
北の国々からの方々は往々にして辛いものが苦手、
もしくは
よその食文化にオープンではないことがよくありまして
私が仕事をしているときでも実感するところではあるのですが、
相手の好みにかなり合わせないと喜んでくれないんですよね。
「これが本場の味」と
いうのを喜ぶ国の人とそうじゃない国の人がいるのです、実際の話。
それを下調べしなかった私達が愚かであったというお話でした。

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