2014年7月29日火曜日

シンガポールでアフタヌーンティー

こんにちは。 昨日はイスラム教の断食月あけで休日でした。
 日曜日にシャーメイ女史が監修したホテルのハイティーにつがい(?)でご招待いただいたので、
あまりしない(というか外出しないのでできない)シンガポール観光案内なんてしちゃおうかと思います。

 シンガポールといえばラッフルズホテルが一番有名でしょうが、
グレードでいうとこちらではもっと上といえば The Fullerton5星ホテル。(上の写真左手の建物)

 そのホテルの対面にある元桟橋があった場所に2件目ができまして、それがこちら The Fullerton Bay Hotel このフラトンベイホテルの一階にあるThe Clifford Pier というレストランで試食させていただきました。


ここはもともと桟橋があったところで、写真の天井にあるアーチ型の鉄骨はもとあった波止場の待合所の構造をそのまま残しているんですね。こういう古きよきものを再利用というアイデア、大好きですね。


真正セレブの中に、毛色の全く違う紛れ込んだ感が満載の私達2人。
勢いこんでい一番のりで到着。
ここちよいライブミュージックと、とてもシックな洋服に身を包んだ女史を遠めにみつけ、
一歩踏み出したとたんに肉食ってば、
「駄目だよー、僕こういうの、本当無理。帰りたいよー」
といっても仕方のないびびりぶり。
その点食欲が全てを克服させる私は,
小声で肉食を叱り飛ばし
悠々と(いうフリをしながら)席につきました。

メニューはこちら。
アフタヌーンティといえば、シンガポールにきたらぜひ試したいもののひとつです。
ハイティといって、いわゆるブッフェスタイルのものもあるのですが、
3段ででてくるのは、(多分)アフタヌーンティといわれると思います。
イギリス風だったり、はたまたヨーロッパ風だったりとホテルによってスタイルは様々なのですが、
こちらのホテルで女史が監修したのは、
シンガポールのローカルスタイル、古きよきシンガポールそしてペラナカンスタイルのアフタヌーンティ。

これこれこれ。
一番上はスコーン。南国風です。パイナップルだったりココナッツだったりがはいっていて
パイナップルジャムやバターや、ロセッラというハイビスカスのような赤いジャムをつけて食べます。でもこれを先に食べるとおなかが膨らんでしまうので(この辺気合の入り方が違う)、
中の段から肉食はスタート。

ロティジャラとチキンカレー:ロテジャラとはレースのようにしぼりだしてやいたクレープ状のもの。それでペラナカン風のチキンカレーをまいたもの。
クエピティ;揚げたカップのなかに、カブや海老などがはいったもの
ノニャポピア;ペラナカンスタイルクレープとでもいえばいいでしょうか。なかに胡瓜や味噌味のカブなどがはいっています。
上記3点は一般的には工場で機械生産が大半なのですが、
手作りと文化保存に全力投球する女史の前にシェフは従うしかなかったのでしょう、
ひとつひとつ手作りされたそうです。
すばらしいの一言です。
それから
オタのサンドイッチ;ココナツ風味のちょっとスパイシーな魚のすりみのサンドイッチ


あと
別に提供されたものとして
チリクラブの揚げパンはさみ;唐辛子味の蟹といえば、無く子もだまるシンガポールが誇る代表的料理。それをですね、揚げた中華風の饅頭にはさんだものがでてきました。
手もシャツも汚さなくてよくて、肉食ってばほっといたら3個ぐらいたてつづけに食べていました。
それから
黒豚の煮物の蒸饅頭サンド;最初におじけづいていた肉食も好物の前では地金をさらしてしまいました。ものすごい勢いでお肉の塊を恍惚として食する姿、ほっとしましたよ。


甘いもののお皿。私はこのお皿からスタート。
スージーフィナンシエ;スージーといっても女の子の名前ではありません。セモリナ粉のことをスージーていうのですね。それをフィナンシエ仕立てにしたもの

バンドゥンマカロン;バンドゥンとは薔薇のミルキーな飲み物なんですが、私この飲み物駄目なんですよ。人工的な薔薇の香りにうっとなっちゃう。と、こ、ろ、が、これは薔薇の花びらからきちんと香りを抽出したらしくて、とてもよい香りでした。

パンダンとカヤのロールケーキ;パンダンとは萱のような葉っぱで、ローカル料理、菓子に香り付けとしてつかわれます。これでつくったスポンジケーキにココナッツとパンダンのカスタードジャム(カヤジャム)をまいたお菓子。これもねー手作りの優しい味で今までで一番においしいカヤジャムでした。

カヤジャムとバターをパンではさんだもの;ローカルスナック、カヤトーストを上品にしたものといいますか。この時点で肉食に「ね、おいしい?」ときいたら
「オブコース、最高においしいにきまってるじゃないか」と返答し、
もう以降ほっといてもええな、と思いました。

それからクッキー。にのっているパイナップルジャムもおしみなくバニラビーンズをつかった本格派。

飲み物は日本にもお店のあるTWGの紅茶かやコーヒー、ローカルドリンク(でも改良したもの)が選べます。

MRTを使う場合はRaffles Placeから徒歩5分くらいです。
この界隈には日本でも宣伝につかわれた
マリーナベイサンズや
マーライオン。こんなに近づいたのははじめてかも。。 
最後に緊張がとけて、観光客になった気分になった私達。お目汚しすみません。


夏休みシンガポールにこられるかたはぜひこのオリジナルアフタヌーンティお試しください。
私達は家に戻ってきて、シンデレラさながら、家のモップがけをしたのでした。
「ああ、あの舞踏会は素敵だったわ」
なんていいながら

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4 件のコメント:

Junjunh さんのコメント...

素敵な空間での素敵な時間、いいですね~。私もシンデレラな日常が続いていますが、たまにはこういうところに出かけてみたいものです。

koinusyokudo さんのコメント...

舞踏会あとのゆりもどしがすごかったです。たまにきちんとしてでかけるのいいもんですね。人にさそってもらわないとでかけないのでありがたかったです。。

Aya さんのコメント...

こんにちは。
junjunさん経由で来ちゃいました。
koinushokudoさんのブログ、ファンです。本出したり、すごいなーと思って。そして関西風がたまりません。笑 これからも楽しみにしています。

koinusyokudo さんのコメント...

ぎゃー。あやさん。コメントありがとうございます。実はずーっと読みにげメンバーです。(NY時代から!!)。疲れたときはJUNJUNさんやあやさんのところで、かわゆい面々をみて元気をとりもどす、といったかんじで。影響をうけて最近主人をのせて、DIYの世界に入ってもらいたいと思っています。(できないよといえない見栄はりの性で、最近こっそりサーチしているのを私はしっています。)