2013年11月16日土曜日

丼な私、完結編-いよいよ店頭に本が並びはじめた(らしいです)

Donburi: Japanese Home Cooking

いやいやいやいや、できあがりました。
拙著Donburi がシンガポールでは店頭に並び始めたとのことです。
感無量です。

何事も一人では立ち行かないもので、
多くの人の支えがあって物事というものは進み、出来上がるのだなあと
実感した9ヶ月でした。

直接的には編集やデザインや写真をとってくださった方々や
材料などの提供をしてくださった企業様や、
いつもお世話になっている学校のオーナーやスタッフ、
手伝ってくれる友人、翻訳してくださったJUNJUNさんだったり、
あ、忘れちゃならん、今は主人である肉食に
本当にお世話になったのですが、

学校や拙宅でお会いした方々からのちょっとした質問だったり、
日本に帰ったときにちょっとよそで食べたものだったり、
よくよむブログだったり、
昔通っていた専門学校の先生の言葉だったり、
大学の教授が私のキャリアについて遅すぎるといったことであったり
(ネガティヴコメントも踏み台にする無駄なし人生であります)
はたまた犬の散歩をしていてふとかおったよそさまの夕飯の支度の香りだったり、
日本食以外での料理を食べたときのしょうげきだったり、
ご近所の方々であったり、
そうそして、何年もおいしいものを食べさせ続けてくれている両親だったり(そう、これは現在進行形)、
書ききれないほどの方々、経験、フィードバック全てに支えられて
ここまでたどりつけました。

「おかげさまで」の集合体がこの本だと
じんわりじんわり感じております。

なので、祝辞をたくさんいただきましたが、
どうも自分で全部うけとって、自分だけのものにしてはならないような
気分で、それが実感でもあります。

比べるのもなんですが、アカデミー賞とかで、持ち時間いっぱい人の名を連ねる人がいますが、
今ではその気持ちがよくよくわかります。

もしもこの不定期アップのブログをまだみてくださっている方がいたとしたら、
この場を使い、心より御礼申し上げます。
どうもありがとうございました。
そして今後ともよろしくお願い申し上げます。

渡部 晶

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1 件のコメント:

Junjunh さんのコメント...

ご出版おめでとうございます!
張り切ってAmazonで買おうとしたら、アメリカでの発売はまだまだ先でした……。翻訳も不要なのになぜかしら? 版権とかいろいろあるのでしょうか。
アメリカで発売になったらこちらでも宣伝したいと思います。
丼は子どもの大好物です。「好きなもの」というタイトルの絵日記に丼を選ぶくらいです(笑)。この本の丼をいろいろ子どもと試してみたいと思います!