2012年10月1日月曜日

中秋節

昨日がどうも中秋節というものだったようですね。
日本のお月見のようなもので、ムーンフェステバルともいわれます。
花より団子というのが基本スタンスのワタクシですが、我が家の肉食はこのお祭りにかかわっていない 種族(?)の出ですから、 中秋節につきものの月餅は、サンプルの味見だけでがまんしていたのですよ。
あー、すわってたべたいなーとか思いながら。。
かといって、基本個別売りはなしで、セット販売なんですよね。しかもその一個が握りこぶし大。
小麦粉ベースの皮のなかに、蓮の餡がどっしりとはいっていて、いっちゃうけれども、私の好物は、さらにその餡のなかに塩味の黄身がはいっているものなんです。
これを2個たいらげたらどうなるか、あなた、おわかり?
と近寄りがたい存在の月餅様。
食べられないよなあ。ということであえなく退散しました。
そうしたらですよッ。なんとなんと。手作りの月餅4個セットをいただいてしまったのです。
9月30日が当日ですが29日にいただいたのです。もう今年はあの味見でおわりかあと断念したところの到来物。
「あら、こんなにすばらしいものよろしいのですか?」なんて日本人的な前置きはどっかにおいやって
「わーやったー!大好物大好物!ありがとうございますー。」
月餅にも進化系的なものもあって、「スノースキン」とよばれる生餅の皮のなかに、クリームとかトリュフチョコとかはいっているものがあるのですが、私にいわせれば、あれは邪道。 しかし、この手作りのものは、今まで食べたなかで一等でした。 よく中華街でかうのってありえないほど皮がぱっさりしていませんか?で、なかの餡が油入りの小豆餡。
こちらのでもたまにそういうのにあたりますが、さすが競争がはげしいとみえて、レベルは高いような気がします。
これはいっておかねばなりませんが、一個を独り占めして食べるものではなくて、小さくカットして、大人数で分けて食べるというものなのですね。私は半分ほど一気呵成にいきましたが、ね。
地元にフリーペーパーでこの月餅の由来とやらがのっていましたが、それによると 昔、モンゴルに支配されていた中国人たちが、モンゴルの皇帝の暗殺をくわだてるために、その伝達手段として月餅のなかにメモをいれて配ったとかなんとか。
中華系のお祭りの由来ってこういった「で、なんでこれが伝統の祭りになるのかね?」てなものが多くて興味深いです。
まあ、月餅が日本のお月見の団子みたいに地味だったらここまで盛大なものではなかったでしょうから、
私だけが花より団子ではないのでしょうね。
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