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このお話はいろんな方向からその意味するところを考えられるのですが、私にとっては読後感が非常に悪いものでした。。何でも読む父犬食堂も「重いな。好みじゃないな。」といっていました。(←暗い本をお土産にした私もどうかしていると思いますがね)映画はというと、ケイトの名演技で本よりもあとあじはよかったかな。
アンネの日記を読んで恐ろしくなって眠れなかったあの時から20数年。戦争の実体験などの番組や手記があれば逃げずに向き合うことにしていますが、どうも、なんというか、物語や映画にしてしまってという伝達方法は私は馴染まないというか。大戦前の戦争(関が原とかその辺)あたりの物語だったら読めちゃいますけれどもね。
映画の後に平壌苑という焼肉屋さんで石焼ユッケビビンバを食べました。ここのお店は何食べてもおいしいです。こうやって帰国したらこれを食べたいというものをひとつひとつこなしていくと戻る日も近づくなと微妙な心境になるのです。(ちょっとシンガポールも懐かしくなってきました)
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