敏腕セールスレディR女史とシンガポールの姉(占い師の類ではありませぬ。あしからず)C女史は甘党の親戚同士。もちろん甘いもののない世界なぞ考えられないというスタンスで毎週仔犬宅でお菓子づくりにいそしむのであります。
そのR女史のお友達が糖尿病を患ってらっしゃるとかで、なんとしてもそのお友達も一緒に食べられるものを新年早々作りたいといわれたクリスマスイブ。
誰がノーといえようか、いやいえはしまい。
調理師学校ってね、ざっとは疾病と栄養みたいなの勉強するんですよね。
それももう忘却のかなた。
周りに同じ症状の人がいないということでお許しいただきたいのですが、今回ぐっと調べるまで
こんなに大変なのかということを知らずにいました。
今回このリクエストをいただいて今まで目に留まらなかった材料なども調べることができて、
本当にありがたかったです。
さて、なんらかの制限がある場合、なにが一番いらっとするかというと「これで我慢しなさいな」という感じのものが目の前にでてきたときですよね。はい、私の場合。
たとえば禁酒中にのむモクテル(ノンアルコールカクテル)
たとえば禁煙中にくわえるパイポ(ちょっとこれはわかんないけど)
たとえば時間がないからといって口につっこむ栄養剤
たとえば食餌制限中にでてくるカロリー計算先行型のまずい食事
とはいえ今回は小麦粉はつかえず大豆粉をつかったのですが、この粉がまあ香りが草なんですよ、草。
この上の写真のクッキーはソフトタイプでココアとヴァニラでしっかりとした香りをつけ、草感を消去しまして、甘味はアガヴェシロップでつけました。このシロップはかなり茶色なので、低温で焼きました。
こちら大豆粉とロールオーツのクッキー。フレーバーはオレンジです。このクッキーものすごい繊維量かして、肉食とワタクシふたりともさわやかな新年を迎えたのでした。
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