まず母の日からはじめてみようか－もてなすということについて

ご無沙汰しております。皆様お元気でいらっしゃいましたか？大小さまざまなことがありしばらくブログに近づけなかったのですがといえば理由になりますが、一番最大の原因はこのブロガーが新しくなったのに気づかずにいつか直るかなぐらいの構えでいたということなのです。

「母上、母の日に外食にいくのと仔犬が夕飯をつくるのとどちらがいいですか？」なんて肉食が聞いちゃって、息子のふところ具合を過小評価している肉食母は迷わず仔犬の料理で決定。

知っている料理だったらなんとでもできるのですが、なにせ未だ謎だらけのインド料理の世界。
確信もってできるレシピはたったの3品、そしてうち２品はすでに提供ずみ。

ということで本にかぶりついてなんとか４品＋米でことなき（ていうのもおかしいけれども）をえました。
上の写真はゴア風の魚のグリーンカレー。緑の唐辛子とココナッツ風味のカレー。魚は骨が多いとやんわり指摘がはいってグルーパーという魚。
これ、箸ワークが上手な日本人だったら絶対らくらく食べられると思うのですが、ローカル魚の中では一番私は好きです。白身でちょっと脂がのっていて蒸しても揚げても焼いてもおいしいです。
ただ、手を使うインド人にとっては指と口の中と２箇所危険にさらすことになるので
まあ文句いわれてもしかたないですね。

じゃがいもと隠元のトマトカレー。これは手持ちのレシピ。この日の一押しでした。

キャベツと人参のサブジ。ターメリックとマスタードシードで炒め煮したものです。マイルド。
それから揚げ茄子のヨーグルトカレー。

肉食がやたら品数を作る私に「食が細い人達なんだから２品くらいでいいんじゃない？」と
いいましたが
招待したのは私達ですから、多すぎるほど用意するのが筋だと私は思っています。
ましてやインド料理ビギナー。４品あれば２品駄目でもあとの２品でなんとかしのげるのではという私の計算と
肉食の家族にとっても全部おいしくなかったとしてもちょいちょいつまむふりでしのげるのも４品くらいないとね、という計算でありました。

これはどなたをご招待しても同じですね。
先ほど本をみて作りましたと書きましたが、ぶっつけ本番ということはまずしません。
やっぱりご馳走とかくぐらいですからいろいろばたばた走りまくって最善をつくさなくてはならないと思います。
別に高い食材を使えというのではないのですよ。
やっぱりわざわざ足を運んでもらうからにはベストを尽くさなくては、ですよね。

あまり役に立つ情報ではないかと思いますが、インド人を招待する場合、
食事はすべて冷めたものを提供するのが普通です。
ほら、指やけどしちゃうでしょ。

これが中華系の人だと地獄谷のようにあつあつのものを提供しないと
いけません。
色々ありますね。

デザートはリコッタチーズのタルトとパイナップルアップサイドダウンケーキを小さくきったものをだしました。
このケーキがすぐになくなったので、今回のカレーはあまりよくなかったのかなと不安になる私。
肉食が味見してゴーサインだしたんだから私のせいじゃないけどねっとふてくされるそんな夜でした。
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