今こうやって落ち着いてこの花をめでることができたことに感謝します。
野菜は甘いし、魚も味がしっかりしていてはずれがないです。
シンガポールではスーパーで食品選びをしているときから生死をかけた真剣勝負でしかも負けることもあるというクオリティコントロール状況ですので、この「はずれがない」というのは驚愕であります。
さて、上のサバ味噌煮ですが、本当に調味料の量は少ないです。でもしっかり味がします。
味噌は母犬渾身の有機大豆味噌であります。これまた味噌自体が味がしっかりしているので少量で深みがでるのであります。
ご存知かもしれませんが魚、肉はそのものに塩気があります。魚は骨付きでしたからここから味がでますのであえて出汁をひく必要もありません。
こうるさいおばはんと思われるのは覚悟でいいたいのですが
所詮食材ありきなのですね。
私のようにレシピを作ったり、レシピ本をみるのが趣味だったりすると陥りがちなのが、その食材の原味チェックなしにレシピどおりに調味料をつっこんで満足というワナ。
レシピを参考にするなと申し上げたいわけではなく、焦点をあてるのは常に調理するものそのものであって調味料の量や割合というのはあくまでも2番手であるということなのです。
色々節約だなんだの話題が毎日でてきますが、自分の舌を信じて調味すれば自然に食費はうくんじゃないかなとケチな私はおもふわけです。
私ようのいましめでもあります。はい。
さてみなさんに質問。苺をそのままたべるときどうたべますか?
1よく洗う
2ヘタを取る
3ヘタ側から口をつけ、最後の3分の1をのこし食す
4最後の3分の1を食す
こうしたほうが「ああ甘い苺だった!」と思えるんだそうな。
これホント。
当たり前と思っていた食べ方や調味の方法をちょいと変えるだけで味の風景が変わることはたくさんある。
そういうお話でした。
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