そして腰がぬけるほど面倒くさかったこともここにお知らせしようと思います。
「であれはいったいなんなのよ。どんなのなのよ。私がこの前いったとき食べたのどうなの」
とレストランでは隣のテーブルの上をきっちりリサーチする紀州犬(母犬)にきかれたので細かく写真をのせてみようと思います。
レシピはWendy Hutton著 Singapore foodより。上の写真のとおり材料はいろいろありまして、しかもこれはラクサの汁のペーストの材料のみということをまず申し上げておかねばと思います。
そう、道のりは長いのです。
これいっておいてもらわないと、ナッツというなまえだしおいしそうだしかじりたくなってしまういでたちなので気をつけてください。
あとトレイのしたのほうにあるのは干唐辛子と干し海老です。この干し海老も日本のもよよりももっと海老くさい(悪い意味ではなくて、あくまでも特徴として、くさいんです)です。ミルかプロセッサーでこなごなにします。
さてこちら。ブラチャンといってちょっと醗酵臭のする海老のペーストです。アジアごはんの特徴のある香りはこのペーストか魚醤かどちらかだと思います。我が家の肉食もこの海老ペーストの臭いがすると目がらんらんとしますね、こわいくらいに。
これも参考文献ではプロウンペーストとかいてありましたが、こちらではブラチャンというほうがとおりがよいみたいです。
本には余裕で8人はいけるとかいてあったように思いますが、大食の我が家ではちょっとむずかしかったですね。
実際2回でおわりましたから4人前、かな???
そしてターメリックとコリアンダーシードの粉です。
さて、まずラクサリーフ、ターメリックとコリアンダーシード以外をざくざくきってプロセッサーにかけます。この時点でもう半なきになるほどスパイシーです。
油をいためる感覚ではなく、揚げるという感覚の量(100ML以上とだけいっておきます)ゆっくり炒めます。
そうするとあら不思議、油がうまくペーストにまざって罪悪感は消え去ります。
そしてコリアンダーとターメリックとラクサリーフと水(できれば海老の頭をゆでた汁などをいれるとさらにリッチになります)をいれてぐつぐつ15分ほど煮ます。
そしてココナッツミルクをいれます。上の写真はココナツクリームなので水と1対1の割合で薄めます。砂糖、塩で味をととのえてこれでやっと汁が完成です。
さて、次の投稿ではいよいよ完成させます。
母上様ー仔犬ー(一休さん風で。いつもこれ)
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