
肉食のいとこが私達よりもさきに結婚することになり、「あの阿呆に早く決断させなきゃ!」と自分の息子を阿呆よばわりする肉食母。とてもわかりやすいのであります。
その肉食の母がそのいとこの結婚式用にな、なんとばりばりのモンゴロイドの私にサリーをオーダーしてくださるということになりリトルインディアへ。
これがそのお店。
「さ、すきな色を選びなさいな」
といきなりの放り投げです。こういうトラッドな服って絶対ルールがあると思うんですよね。
もちろんこの敷居の高そー。。な考え方は着物からくるわけですが。。
色はなんでもいいのだそうです。じゃ、茶色でいってみるかということで試してみたら
「いまいちですね」(←店員)
てあんた好きな色っていったじゃない。

結局ネイビーブルーの布で端に花の刺繍のはいっているものにしました。
しらなかったのですが、中のブラウスだけ採寸するのですね。しかもそのブラウス用の布はおおざっぱに同じ布のはしからじょっきり切り取るんです。
でこのブラウスの採寸のみで10箇所くらいははかったのではないでしょうか。
いやーおもしろかったです。
派手で素敵なデザインの布がたっぷり。
確実に似合わないと思うのですが、ね。
肉食は当日普通のスーツを着るそうです。なんでやねんな。

リトルインディアでうっている野菜や果物はとてもフレッシュ。そしてみたこともない食材もたっぷりです。肉食母のお勧めのもとかってみた野菜です。「ドラムスティック」という名前だそうです。カリウム豊富だそうです。
「息子(さすがに阿呆よばわりはしていませんでした)の好物なの。料理してあげてちょうだい」といわれたので作ってみました。
しみじみ肉食が日本人じゃないくてよかったと思う、そんな瞬間でした。
これで
「肉じゃがと味噌汁があの子の好物なの。料理してあげてちょうだい」
なんていわれたその日にゃあなた、火花ですよね。
完全に違うカルチャーだと頼りになるツアーガイドです。色々教えていただきました。

その野菜の料理に使うというパウダーです。「あなたのマザーに作り方を聞いたから明日作ってあげるね」とやさしくいったら
「スパイスの配合から始めるわけじゃないよね??」と私のセンスを完全に信じていない肉食です。
さて作り方:ドラムスティックは4cmほどに切ります。赤唐辛子1本は小口切。にんにく1かけと玉葱1個はみじん切り。
あれば鶏肉や海老やベーコンなどのたんぱく質も用意します。
油をあたためて唐辛子を軽くいためてにんにくもいためます。そこにスパイス大匙1杯をいれて香りがたつまでいためます。でこれは一度火からはずします。
鍋に油をいれて玉葱をすきとおるまでいためます。(茶色になるまでいためちゃ駄目だそうです。)
そこで最初にいためておいたスパイスやらをまぜます。そして野菜やたんぱく質を投入。
水をひたひたに注いで野菜がやわらかくなるまでとろ火で煮ます。
私は水をいれすぎたので強火でがんがん煮ました。
味付けは塩だけ。結構おいしかったです。
この野菜の食べ方ですが、野菜を選ぶときに横にいらっしゃったご婦人いわく
「口にいれ、最終的には中身をしごきだして食べて皮は出すのよ」
未知。。
肉食が食べるのを見ていて納得。枝豆の食べ方をイメージしてください。
味はね、これ結構好きです。私。オクラに似ています。
出汁でことことにてもいけるのではないかなと思いました。油揚げとかと一緒にね。

肉食がその後合流してRace Course RdにあるGayatriで夕飯を食べました。真剣にカレーを選ぶ母と息子。

おいしかったです。
マレービレッジ、アラブストリート、チャイナタウンと民族色の高い地区が色々あるシンガポールですが、
リトルインディアは中でもかなり異国度が高いです。
シンガポールにお越しの際には、ぜひ。
週末ははずしたほうが賢明です。
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