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「予約するの色々考えたんだけど、マリーナベイサンズ(最近できたカジノ。星つきレストランがあるんだってね)とまよって結局ヨーロピアンで色々あるお店にしたから」
といきなり私をいらっとさせる肉食。
このいくつもある国々を一気にまとめてヨーロピアンとする店はだいたい中途半端でおわることが多い。
まあかんがえてもみてくださいよ。
アジアンのくくりでタイ、日本、韓国、中国、インド、インドネシアをまとめちゃった店を。
ということでいちおうきちんと化粧はしたものの気分はそこまで高揚しない。(ひでー)
LUCAS(15 Hoe Chiang Road )タンジョンパガーにあるホテルのよこにあります。
メニューをひらいてこれまた品数が少ない。
気をとりなおしてスーパードライマティ-二オリーヴ2個添え(仔犬のお約束)を頼んだところ
「オリジナルマティ-二(ライチとかはいっている)以外はできないとバーテンダーが申しているのですが」
といわれていやな予感がすでに的にあたった気がする私。
バーメニューをおいておいてマティ-二のような基本のカクテルが作れないレストラン。
青筋をたてる私に肉食はすでにおびえモード。
じゃ、と二番目のおやくそくモヒートを頼むもこれも欠品。じゃあメニューにのせるなと叫びたい気持ちをおさえ、ロングアイランドアイスティ-を世界で一番不要な飲み物と思っているコーラをぬいてもらってでてきたのが上のものね。醜いストローは即効ぬきとりました。
食前酒からつまづきましたが気をとりなおしてオーダー。
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ほうれん草とポルトベロ茸のサラダ。塩がたりないながらも野菜の持ち味でカバ-。もちろん自分で味は調整。欲をいえばもっと若いほうれん草のほうがよかったです。
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このお店のお勧め料理だそうです。ロブスターのリゾット。これは(塩を調整したら)おいしかった。ただ米がまだαでんぷんのままだったんですが。イタリアってこういうのなの?消化に悪いと思うんだけれども。。。
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私のメイン子牛肉の55℃ロースト。これは(塩は調節しましたが)大きく合格。この温度だと子牛のようにあぶらけのない肉でおやわらかく仕上がるそうです。ソースもおいしかったです。これはうちでもためしてみたいです。
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デザート。おすすめマークのついていたスフレがこれまた欠品。思わず「欠品だらけね。」と語気を荒げる私。なにせ食事前に聞いたときにはおすすめされちゃってたんですもの。ないといわれるとスフレしか食べたくなかったのに!ぐらおもってしまうあまのじゃくなワタクシ。でなんとかチーズ(もう怒りで覚えていないんだけど、でもデザートは頼んでみた)のマンゴソース。特別なチーズらしいけれども、食感がもそもそでもうおさまりがつきませんでした。
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肉食のティラミス。これは今までこの国で食べた中で2番目においしかった。
こんなだと「仔犬さん、たぶんそのお店いそがしすぎて材料がきれちゃったんじゃないの。まあ落ち着いて」
といわれそうですが、100席くらいの店でお客は2組。
これでミント(モヒート)ものが欠品。スフレが欠品。なんかほかにも欠品。
これウラの世界をしっている私からすると、確実に意図的な欠品としか思えない。
足のはやい材料を使うもの、手間のかかるものをわざと止めるのはわかりやすい節約で
ただでさえうすい私の髪も怒りでメデュ-サ。
ということでもしも足を運ばれる機会があれば肉とティラミスをランチでとお勧めいたします。
私の37回目(もうぶっちゃけ)の誕生日のディナーでしたが、去年はシーフード(ロマンチックゼロ)今年はこれで来年は自分で選びます、行くお店。
でもこういうお店でいいところは食べ物を半分無視できるので、会話ははずみますよね。
久しぶりに2人してゆっくりしゃべれてよかったです。(苦しいですがまとめてみました。)
来年はもうやめて家で食べようといわれると最高に困るので、今日の朝
「昨日は楽しかったねー」といっておきました。おいしかったねと素直に言えないのがせつない、そんな夜でございました。
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