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根っからのだらけ人間仔犬です。
それがよくわかっているがゆえに、「面倒」「手間」「難しい」と思ったときには絶対に「できません」といわないことを決まりにしているのです。
ですが、今回はかなり迷いました。できません!と即答しそうになってしまいました。
シンガポールでミルフィーユ。
お菓子作りをなさったことがない方にざっと作り方をお教えすると
パイの土台の生地をつくります。で、ねかせます。
この生地をひろげてバターのかたまりをのせてつつんでのばしておりかえして
またのばしておりかえして、とこなしてまたねかせます。
のばしておりかえしてをあと4回くりかえしてやっと生地のできあがり。
でやきます。
そしてクリームをつくります。
くみたてます。
ぎちぎちのスケジュールでこなすとしても最低3日の猶予は欲しい。
そして
マッハでバターが溶け始める。
でもね、ふみとどまって「よろこんで」と答えましたよ。
2児の父、Mさんのリクエスト。ハードルは高くなる一方ですが、
驚くほど喜んでくださるんですよね。
Mさんはどちらかというと初心者のレベルであると思うのですが、
私は初心者だからこそ作りたいものを作るべしと思うのですよ。
なんかへんに知恵がついちゃうと面倒な道をさけたくなっちゃうものですよね。(これ私)
かなり大変でしたが、はじめてクッキーを焼いたときのような感動を覚えました。
山をこえたとたんに知恵熱をだしてしまった仔犬。運が悪いことに
肉食のいとこの結婚式にぶちあたってしまいました。
欠席??できないできない。
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拡大しないでね。もともと自他ともにみとめる巨顔な私ですが、熱でさらにむくみひどいことに。
でもさ、こうなんていうのかね、ボリウッドの中にひとりモンゴロイドがいると
金髪の女性が着物を着たときのようにとりあえずみな好意的なコメントをしてくれるのですね。
でもさ、民族衣装っつーものはその民族専用に作られているものですから
サリーの場合
小顔、長くてほそい手足、おおきな臀部が基準なんですね。
仔犬の場合
ああ、いえない、全部真逆です。
でもおもしろかったです。
参考にされる方はほぼいないかと思われますが、
ブラウスをきて、下は一枚布をぐるぐるまくのですが、
ここで仔犬がはじめて知ったのは、ペチコートをはく、ということです。
ペチコートのウエストの紐をあざができるほどきつくしめあがて、そのウエスト部分に一枚布をはさみこんでいくのです。
そして肉食母の秘密兵器として安全ピンをいたるところにとめるとめる。
後ろにはタックをいれて(でもさ、子犬の臀部は平野なのでタックとっていなかったのはみのがせなかった)
前にはプリーツを均等にいれるのです。
そしてこれは着物にも共通することですが
メイクアップは明るく、濃く。これ基本。
私の写真をみてもわかると思いますがナチュラルメイクはつかれ顔を増長します。
私とご自分と娘に着付けをしてかなりあせっていた肉食母も
サリーに着替えたとたんにご機嫌な女王に変身。
「息子も娘達(含む私、らしい)も美しくて最高ね!」
というかカジュアルウェディングだったのでかなり(わる)目立ちしたようなきもしますが、
肉食母、じゃなくて肉食のいとこはとっても幸せそうでこちらも幸せな気分になりました。
さて、こういうシーンで私のような微妙な立場であると絶対される質問なーんだ。
はい答えは超簡単
「あなたたちの番はいつ?」「つぎはあなたたちね。いつなのかしら?」
こんな簡単な流れ想定ずみです。で、答えは
「おばあさま、僕たちの結婚ですか?まだわかりませんね」
じゃなーいいい!!!こういうアホな答えの尻拭いは全部私の役目。かなり不利です。
「近いうちにしますよ、絶対、安心なさってください」
と肉食を下で足蹴にしながら悲しい顔をするおばあさまに取り繕うのがどれだけ大変か。
まあそんなことでまた発熱しました。今日はそのいとこたちの後夜祭?家族での晩餐だったのですが、
ぶったおれてシンガポールの独立記念日のパレードをみました。
今年のは最高だったな。
ランキング参加中↓地元ネタですが、シルヴィアがシンガポールアイドルになるべきだったな。歌とても上手
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